川崎フロンターレ VS ベガルタ仙台
〜 J2 第15節 〜
日 時 | 2001年6月17日 14:00 | |||
試合会場 | 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市) | |||
天 候 | 晴れ | |||
観 客 数 | 6,211人 | |||
試 合 結 果 | ||||
川 崎 | 0 | 前 半 | 0 | 仙 台 |
1 | 後 半 | 1 | ||
0 | 延長前半 | 0 | ||
0 | 延長後半 | 0 | ||
1 | 計 | 1 | ||
得 点 者 | ||||
エメルソン | 77分 | 75分 | 光岡 眞矢 |
コンフィデ杯明けのリーグ戦。フロンターレが対するは、J2随一の攻撃力を誇るベガルタ仙台。
前回の対戦では2点差を追いつきながら、力戦及ばず終盤に突き放されている。
マルコス選手(背番号9:FW)を軸にした攻撃陣は俄然脅威。多少なりとも気を抜こうなら、大量失点の疎き目は免れない。
フロンターレはエジミウソン選手(背番号8:MF)の加入で、守備と中盤がどれだけ厚みを増すか、楽しみである反面、チームに溶け込めるか不安でもある。
一月振りの等々力競技場
2階席に上がると・・・ん??
毎度の位置と多少異なる気が・・・
まあ、そんなの気にしない気にしない
メインスタンド脇の狭い一角に密集する
仙台サポーターの姿
仙台スタジアムでもそうだったが
彼らはゴール裏で応援するスタンスじゃないようだ
かっとばせー仙台、川崎倒せ〜ヨッ!
仙台サポーターが意味不明な応援。そんなの気にせずに、応援に集中するぞ。
おお、久々に威風堂々が2階席にこだまするぞ〜。
おおフロンターレ、おおフロンターレ、
俺たちの誇り〜
進め進め威風堂々、
青と黒の戦士たち〜
さあ、試合開始だ。(正直)勝機は乏しいかも知れないが、徹底的に戦うぞ!
オ〜フロンターレ〜
オ〜、川崎オーオー
フロンターレはアウトサイドを攻略し
中央に戻してファウルを受ける
幸先の良いフリーキックを得るが
エメルソン選手(背番号9:FW)のキックは
敢えなくゴールラインを割り込む
フリーキックは残念な結果に。まあ序盤だから次がある。
なおもフロンターレが優位。中盤で久野選手(背番号23:MF)が低いパスを前線に送る。
ボールを受けたフロンターレの選手が倒され、再びフリーキック。素早いリスタートからエメルソン選手がドリブルで抜け出す。
仙台の選手を振り切りシュート!だが惜しくもボールはサイドネットを直撃。
肝心のエジミウソン選手はまずまずか。孤立して仙台につかまる場面もあったが、そつなくプレーをこなしている。
対する仙台も低いパス回し。中盤からサイドを盛んに狙うものの、大幅に入れ替えたフロンターレディフェンスも安定。
仙台に攻められようが、落ち着いてボールを蹴り返す。観ているほうも安心だ。
・・・かと思いきや、仙台が左サイドを突破。ゴールラインに沿ってゴールに向かい、センタリングを放つ。
が、ボールは転々と逆サイドへ。序盤のピンチは仙台の連携ミスに救われる。
真夏を髣髴させる暑さ
声援も非常に調子良いし
応援もいつも以上に熱いゼ!
が、結構きついのも本心
フロンターレは速攻からコーナーキック
ボールはファーサイドに向かい
ヘッドで懸命に競るも、シュートならず
前半も10分近く経過。フロンターレは前線に盛んにパスを繰り出し、優位な試合運び。
仙台ディフェンスにクリアされど、中盤でしっかりとボールを奪取。前に向かう姿勢は頼もしい。
対する仙台は、左サイドをドリブル。村田選手(背番号30:DF)が強引に突破を図る。
だが、フロンターレも落ち着いて対処。続けてのプレーも、フロンターレは仙台のクリアボールを中盤で拾い、前線の我那覇選手(背番号17:FW)へロングパス。
仙台のフリースペースにボールは転がるも、勢い余りゴールラインを割ってしまった。
フロンターレは土居選手(背番号15:DF)が
安定した守りを披露
派手さはないが、仙台の選手との間を的確に保ち
慌てることない守備だ
仙台のリズムは悪い。ラフプレーも続出し、フロンターレの選手が激しいタックルで倒れる場面も。
が、フロンターレも同類だ。中盤より前の位置で、箕輪選手(背番号5:DF)がイエローカードを受けてしまい、場面は仙台のフリーキックへ。
仙台の強烈なキックが!ボールはフロンターレの壁に衝突し、ルーズボールを大きく蹴り出す。
続けて左サイドにパスが。仙台の選手がドリブルで前進するも、フロンターレは伊藤宏樹選手(背番号25:DF)が鮮やかなスライディングで、タッチラインに難を逃れる。
ボールはフロンターレ。スローインから逆サイドに一気に反撃するも、仙台の厳しい守りに阻まれてしまった。
仙台も執拗にスルーパスを送る
ここは鬼木選手(背番号7:MF)と
今野選手(背番号18:MF)が割って入り
仙台の選手を食い止めた
フロンターレも中盤から今野選手が抜け出し、ロングパスが彼の元に。しかし誰もフォローしないのか、今野選手は中盤にボールを戻してしまった。
仙台も中盤で小刻みにボールを繋ぎ、サイドチェンジ。中盤からのパスに飯尾選手(背番号17:DF)がオーバーラップを仕掛けるが、ボールは長くゴールラインを割る。
中々試合は動かない。お、エメルソン選手が前線に抜け出し、仙台ゴールの左側を一気に前へ。
仙台もたまらず渡邉選手(背番号2:DF)がペナルティエリア内でファウル。待望のPKが転がり込んできた!
キッカーはエメルソン選手。先制点はこれで頂きだ!!
エメ!エメ!エメ!エメ!
熱狂的なコールが響く中、エメルソン選手のPKが炸裂!
ボールはGKの反対側へ。入った・・・、ああ!ボールがGKに当たってしまった。
誰もが固く信じた先制点が吹き飛び、サポーターも一気に意気消沈してしまう。
これだけ見ると決まったようにも思えたが
実際にはGK高橋選手(背番号1)の
攻守に阻まれてしまった
・・・がまだフリーキックのチャンス。今度こそセットプレーで決めてくれ。
しかし願い空しく、左コーナーエリア付近から角度の乏しいキックは、敢え無くゴールラインを割ってしまう。
途端に仙台の大逆襲。低いボールコントロールで一気にフロンターレサイドに襲い掛かる。
フロンターレの守備陣も、懸命に防御。安定した下半身で仙台のドリブルを盛んに食い止める。
仙台もフリーキックのチャンスが巡って来た。ここはエジミウソン選手がパスカットするも、直ぐに仙台にボールが回ってしまう。
が、ディフェンスに慌てる素振りは皆無。大幅に選手を入れ替えた効果は、早くも功を奏しているようだ。
箕輪選手がスライディングでボールを止め
土居選手がクリアを担当
ディフェンスの連携はかつてないほど良い
仙台のコーナーキックの場面を迎えるも
浦上選手(背番号1:GK)が落ち着いてキャッチ
傷も癒え、もう本調子に近いようだ
前半も残り10分程度か。仙台に中盤を支配され、低めのパスが盛んに繰り出される。
いや、強引なドリブルも目立つ。いつもなら当たり負けしそうなフロンターレの守備も、この日ばかりは集中している。
執拗な仙台の攻撃を封じ、浦上選手のキック。ボールは右サイドのエメルソン選手に渡り、豪快なドリブルで一気に前へ。
仙台の選手が前を塞ぐも、エメルソン選手はうまくボールを当ててコーナーキックの大チャンス。
サポーターの声援も俄然響く。久野選手のキックは、サポーターの願いを乗せて、仙台のゴール前へ。
両者がヘッドで激しく競り合うも、ここはシュートまで至らず。すかさず仙台反撃開始。
中盤で一度は食い止めるも、仙台はマルコス選手が右サイドを突破。そのままゴールライン付近まで迫る。
そこで土居選手と睨み合い。すると柔らかなパスを繰り出し、他の選手を経由して、フロンターレゴール前に低いセンタリングが。
守備は手薄だ。まずい・・・、ここはぎりぎりのスライディングで、何とかシュートを阻んだ。
飯尾選手(左)のパスを足に当て
仙台の攻撃のリズムを乱す久野選手(右)
ここまでは良かったものの・・・
マルコス選手(左)にサイドラインを突かれ
ゴールを控えての攻防
土居選手(右)も身構える
直後危険なラストパス
仙台の選手が滑り込むも
フロンターレも必死に食い止めた
フロンターレの攻撃もまずまず。しかし仙台も守備をしっかりまとめ、前線に隙が生まれるには至らず。
仙台も中盤から右よりのフリースペースにパス。そこにマルコス選手が走り込み、フロンターレディフェンスが手薄と見るや、ミドルシュートを放ってくる。
仙台の攻撃は衰えを感じさせない。続けて左サイドからクロスが放たれ、中央に控えた選手がヘディングシュート。
フロンターレも浦上選手がボールを片手で弾き、ゴール上に逃がす。仙台の猛攻に目が覚めたのか、ロスタイムに突入するや、フロンターレも両サイドをガンガン突いて来る。
最後にフリーキックのチャンス。続けてスローイン・・・の流れの中、前半は両者無得点で終える。
多少雑ながらも、強豪仙台に互角の試合運び。仙台も一頃の勢いは失せているので、後半に期待したい。
ハーフタイムと同時に
トラックには巨大な鉄のループが
これで一体何をするの?
何でもドイツ生まれ?の技らしいが・・・
ふろん太君も巧みにループで演技
よっ、日本一!
※ラートと称す競技だそうです
暑さでへとへとだ。声は良くとおるのだが、前半で体力をかなり磨耗。
が、ここで挫けるのは早急だ。フロンターレの勝利を願い、懸命に応援するぞ!
オ〜フロンターレ〜
オ〜、川崎オーオー
フロンターレの中盤は悪くない。仙台のパスを盛んにカットし、小刻みに前線に迫る。
エメルソン選手のドリブルも効果的。だが、仙台の守りもそつなくこなし、決して侮れない。
仙台がGKにバックパス。フロンターレも我那覇選手がプレッシャーを与え、サポーターを沸き立たせる。
フロンターレも今野選手(左)が前線へ
仙台も渡邉選手(右)がうまく間を詰め
ボールをクリアする
フロンターレも鬼木選手がミドルシュート。続けて林選手(背番号33:MF)が左サイドで、ボールをキープする仙台ディフェンスに執拗にチェック。
仙台のバックパスが弱く、GKが飛び出す。林選手がそこを狙うものの、僅かにGK一足速く先回り。
仙台も中央を切り返す。フロンターレもエジミウソン選手が守備に回り、すかさずボールをカット。
そして前線のエメルソン選手へ。マークに入ったリカルド選手(背番号6:DF)にボールを当て、コーナーキックのチャンスを掴む。
エメルソン選手自らキック。ボールはフロンターレの選手に渡った・・・ように見えたが、シュートを放つには至らず。
仙台の逆襲を食らうものの、再び押し戻しコーナーキックへ。両者の激しい空中戦を経て、最後は箕輪選手が
ヘディングシュートを試みる。
直後フリーキックのチャンスも訪れるも、久野選手が蹴ったボールは、仙台にあっさりクリアされてしまった。
仙台もゴール前を必死に固める
これを突破するのは、至難の業か
仙台はフロンターレゴール前方で間接フリーキック。ボールを小さく蹴って、直ぐにボールを戻す。
そのまま小刻みなドリブルで前進し、センタリング。ヘディングシュートがフロンターレゴールを襲う。
なおも仙台は攻め続けるも、中盤でフロンターレがパスカット。直ぐにエメルソン選手にボールが渡る。
無理にゴールを狙わず、仙台ディフェンスにボールをぶつけ、コーナーキック。
ボールはファーサイドに流れ、箕輪選手が足で止める。一度は仙台の逆襲になりかけるも、直ぐにボールを奪ってエメルソン選手へ。
仙台の激しいファウルを受け、ゴールを正面にフリーキックだ。今度こそ得点を・・・。
しかしフロンターレのフリーキックは仙台の壁に激突し、最後はマルコス選手にクリアされてしまう。
エメルソン選手が積極的に前へ
長い足を生かした豪快なドリブルが光る
ここまで安定していたフロンターレの守備であったが、暑さの影響からか、多少集中力が落ちる傾向が。
単純なトラップミスなど、危険な場面も。仙台に食い下がるには、ここが我慢のしどころだ。
フロンターレはルイス選手(背番号22:FW)を投入。エメルソン選手との幼なじみ(で良いんでしたっけ?)で、仙台ゴールを打ち破れ!
ゴーゴールイス!ゴーゴールイス!!
早速ルイス選手にスルーパスが通る
相手の厳しいマークを、懸命に振りほどく
フロンターレは右コーナーエリア付近でスローイン。ルイス選手にボールが渡るも、仙台ディフェンスの激しいプレーに屈してしまう。
徐々にフロンターレのフリースペースが拡大。仙台も早いパス回しとドリブルを組み合わせ、フロンターレゴール前に何度も迫る。
しきりにシュートを浴びてしまう。だが、フロンターレの守護神、浦上選手も安定。
療養中の長いブランクを全く感じさせない、安心したセービングで、仙台のシュートを確実に封じ込める。
フロンターレの中盤は、ルイス選手と鬼木選手のコンビネーション。細かくボールを繋ぎ、右サイドを攻撃。
仙台ゴール前に浮いたボールが。エメルソン選手が素早くボールを拾うも、仙台も2人のディフェンスが立ちはだかり、易々と突破を許さない。
その後は仙台・フロンターレ共に激しい競り合い。選手交代も頻繁に起き、試合は目まぐるしく変動する。
仙台の村田選手が
フロンターレのルイス選手にかぶさるものの
特にファウルの判定とはならず
後半も30分近く経過。選手の疲れもピークに達し、一歩間違えると危険な時間帯にもなりかねない。
両者共に決定力に欠ける。この均衡を崩すのは、果たしてどちらだろうか?
不安が的中したのがフロンターレ。仙台の速攻からフロンターレゴール前に低いボールが転がるものの、何故かディフェンスの足が止まっている。
ゴール前の混戦。仙台にしつこく押し込まれ、痛恨の失点を献上してしまう。
だが、ここで落ち込んでなるものか!無抵抗のまま、試合を終えてなるものか!!
俺たちのフロンターレ、今ここに〜
仙台を倒すんだ〜、さあー行こう〜
サポーターの気迫がピッチに通じたのか、フロンターレも中盤で激しいプレー。
直後エメルソン選手がフリーで抜け出す。仙台のGKもさらりとかわし、無人のゴールへ軽く蹴りこむ。
ボールはゆっくりと仙台ゴールに吸い込まれる。瞬く間に同点だ!!
混戦の奮闘空しく、仙台に先制点を献上
多少不安が過ぎったが・・・
すかさずエメルソン選手の同点ゴールだ!
サポーターも大爆発だ!!
ビバ!エメルソン、ビバ!エメルソン
こうなったら逆転だ。絶対に90分で決着をつけてやるぞ!
オ〜フロンターレ〜
オ〜、川崎オーオー
フロンターレの選手も勢いを取り戻す、及び腰な仙台のディフェンスを、盛んに崩しに掛かる。
左サイドのフリースペースを突き、中央に折り返す。そこに控えるはエメルソン選手の姿。
強烈なヘディングシュートが炸裂・・・、いや、僅かにボールに届かなかったようだ。
仙台に細かなミスが続出。ボールコントロールに失敗するや、フロンターレが鬼木・エメルソン選手らを絡めてくる。
仙台は集中力が途切れがちだ・・・。が、私も声を出し続けた影響からか、徐々に集中力が欠けてくる。
意識も若干薄れつつある。細かに水分補給を行い、大声でコールを叫び続ける。
だが、試合の状況が把握不能になりつつある。この調子ではサッカー記はおろか、失神してしまいそうだ。
倒れてなるものか。選手たちも頑張っているのだから、私だって負けないぞ・・・。
沖縄出身の我那覇選手なら
多少の暑さは何とも無い?
イカン、こんな素人発言したら
松本育夫氏に怒られる(恥)
後半も刻一刻と時間が減少。両者最後の力を振り絞るも、決定力に欠けている。
このまま延長戦に突入するのか・・・。違う、絶対に90分で勝つ。それだけを信じ、死ぬ気で応援するぞ。
ピッチ上の選手たちも堪えるのか、激しい接触プレーが続出。選手がピッチに崩れ落ち、担架がひっきりなしに出動する有様だ。
で、試合の方は・・・駄目だ、本当に意識が薄れ、何がなんだか分からない。
もうこうなったら、サッカー記も手抜きだ(笑)。両者無得点で、延長戦突入だ!!!。
(完全にエメルソン選手のイエローも見逃していた・・・。)
延長戦を前に、少ない休憩時間
この時期の延長戦は実に辛い
だって・・・応援を続ければそれだけ体力を消耗し
最悪失神するんじゃないかと思うぐらい
ここまで来たら、意地でも負けられない。サポーターも気力を振り絞り、燃え尽きるまで応援だ!!
バモーオオ、おおーフロンターレ〜
バモーオオ、おおーフロンターレ〜
おおおー、おおおおーおーお、おーおおお、おーお
ララーラララーラララーラララーララ〜〜ラ〜
(この応援は今まで間違えていました。実際はこんな感じですので訂正します。)
延長開始早々、仙台の攻撃が光る。財前選手(背番号10:MF)が右サイドを回り込み、センタリング。
仙台は左右に素早くボールを回し、フロンターレの隙をうかがう。一瞬の隙が生まれた瞬間、ディフェンスの背後にボールを送り込みそうな気配だ。
が、仙台のラストパスも精度が低下。この灼熱地獄では、5分間のインターバルなど、焼け石に水のようだ。
途中交代の財前選手がクロスを放つ
フロンターレも右サイドでフリーキックのチャンス。負傷で頭に包帯を巻いたエジミウソン選手が、静かにボールを蹴り出す。
折角のチャンスだったが、ボールは反対側に流れてしまう。誰も追いつく選手はおらず、ボールはタッチラインを点々と割ってしまう。
それでもフロンターレの攻勢が、中盤から鬼木選手が体勢を崩しながらも、前線のルイス選手にパスを送る。
ルイス選手がトラップするも、仙台の選手と競り負けてしまい、ボールは無常にもゴールラインを割り込む。
仙台も右サイドを軸に反撃
マルコス選手(左)も中盤に戻り
アシスト役に徹している
フロンターレのディフェンスも集中力が途切れがち。悪質なファウルを犯してしまい、仙台にフリーキックを与えてしまう。
ボールは前線の財前選手へ。後半途中からピッチに加わっただけあり、体力面の優位を買っての判断か。
まずい・・・、懸命に応援するも、私の意識がより混濁に。立ちながら声援を送るのが精一杯で、試合状況の把握が極めて困難になりつつある。
それでもカメラを構え、状況を録音するが、もう何が何なのか、益々もって分からなくなって来た。
読者の皆様ごめんなさい。懸命に試合を追ったつもりですが、もう限界です。
正直に漏らすと、今こうやってパソコンに向かっている最中もフラフラしている。睡魔も相当なので、後は手抜きのオンパレードとさせて頂きます・・・。
手抜き写真その1
財前選手を凄い形相でマークする
伊藤宏樹選手の姿
手抜き写真その2
延長後半に入り、塩川選手(背番号24:MF)
が絡んだ、決定的場面(らしい)
もうこの時点で、試合の記憶は残っていなかった
手抜き写真その3
リカルド選手のスライディングを交わすルイス選手
あれ?これって本当に交わしたのか
それともリカルド選手に奪われたのか
自分でも全く記憶に無い・・・
ん?これが塩川選手の決定的場面??
このシーンこそ記憶に残っていない
もう気力と惰性だけで応援していた
120分の熱戦を経て、試合は引き分け。炎天下で奮闘した選手たちに対し、サポーターからは惜しみない拍手が沸き起こる。
一息ついて正気を取り戻す。拍手を記憶だけは、かろうじて残っていた。
実にきつい観戦だった。梅雨時の応援がこれほど過酷で疲れるとは。
競技場を去る際には、もうへとへとだった。その後もサポーターズミーティングも思考回路が麻痺し、何も具体的アイデアを出せずに、ごめんなさい・・・てかぁ。
疲れきった表情で、ピッチを後にする選手たち
エジミウソン選手(右端)の頭には、痛々しい包帯が
勝利はお預けだが、最後の最後まで
勝負を諦めなかった選手たちには
惜しみない拍手を贈りたい