横浜F・マリノス VS 川崎フロンターレ

〜 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝第1試合 〜



日   時 2001年8月8日 19:00
試合会場 三ツ沢公園球技場 (神奈川県横浜市)
天   候 曇り
観 客 数 7,249人
試  合  結  果
横   浜 前  半 川   
後  半
     
     
     
得   点   者
上野 良治 15分      
遠藤 彰弘 43分      
遠藤 彰弘 67分      



平日につき手抜きの観戦記です


忘れちゃいけないナビスコ杯。横浜FCを撃破し、準々決勝に進出のフロンターレ。
遂にJ1勢との激突だ!相手は今期低迷に苦しむ、横浜F・マリノス。
復調の兆しが見えるフロンターレ。昨年準優勝の実績も考慮すれば、勝機も十分過ぎるほどある。
リーグ戦が駄目ならば、ナビスコ杯で勝ち進み、他のチームに一泡食わせたい。
準々決勝も勝ち進み、今年こそ絶対に、悲願の初優勝だ!(ちょっと大げさだが)。

試合は始まっていた

定時に会社を逃げ出した
前回の三ツ沢でのナビスコ杯では
試合開始に間に合わなかったので
この日はルートを変更したが
それでも遅刻してしまった
競技場の周囲はマリノスの旗で囲まれ
反対側はぎっしりとサポータで埋まる
まさに四面楚歌の状況だ



ジャガイモを食べながらの試合観戦

すいません、競技場に到着するや
のんびりとじゃがべえ君
(ジャガイモとベーコンの串刺し)を片手に
応援の輪から外れての試合観戦
応援するのが私の信念なのに
この有様では恥ずかしい・・・


腹が減っては戦も出来ぬ。三ツ沢名物じゃがべえ君を食べながら、観客席に足を踏み入れる。
が、私の目に飛び込んだのは、開始早々ピンチが連続のフロンターレ。横浜の選手が我がもの顔で、フロンターレを一方的に攻め立てている。
あれまぁ・・・、こんな調子じゃどうしようもない。頭を抱えつつフロンターレ側に移動開始するも、バックスタンドが指定席のため、横浜FCの試合とは異なり、自由席のチケットでは通り抜け不能。
止む無く一度観客席を後にする。通路から回り込み、フロンターレのゴール裏に到着するや、フロンターレがスルーパスを繰り出す場面が訪れていた。
ペナルティエリア内の我那覇選手(背番号17:FW)にボールが渡るも、痛恨のオフサイド。
続けて高田選手(背番号2:MF)も、得意の抜け出しを披露。しかし久々の登場で連携が取れないのか、これもオフサイドの判定を受けてしまう。

その後もじゃがべえ君を加えつつ、ゴール裏最上段でのんびりと観戦。ゴール裏に集結するサポーターの輪とは、相当の距離を置いている。
どうしてか?途中で参加してもリズムに乗り切れないし、試合中に輪に加わるのも、どうも違和感がある。
意味不明な理由から、引き続き大人しくサッカー観戦。一応「全力応援」をモットーにしていたつもりが、実に恥ずかしい・・・。

早々の失点

そんな間に、フロンターレに悪夢が訪れた
GK笹原選手(背番号21)のキックを
横浜の上野選手(背番号6:MF)に拾われ
そのままドリブル独走から
強烈な一撃を浴びてしまった
あれ?電光掲示板が
横浜の新キャラクター、マリノスケ君で無いぞぉ


何としたことか・・・。相手はJ2降格の危機に瀕している筈なのに、いざ対戦すると圧倒的なレベルの差。
まずい、このままでは一方的にやられかねない。今からでも遅くないから応援開始だ!
・・・が、やはり気合が入らない。結局はカメラ片手に、前半は黙って観戦を続ける事に。
我ながらタチの悪いサポーターだ・・・。

応援の輪から離れている

久々に応援の輪から外れて観戦
いざ応援に加わろうとしても
どうも途中からの参加は駄目だった
自分でも何故だろうと反省している


横浜の自力の前に、フロンターレは押されがち。それでも中盤から我那覇選手に鋭いパスが。
そのまま持ち込み、ミドルシュート!思い切りに溢れたシュートであったが、ゴール枠からはいささか遠かった。
すると横浜の流れに逆戻り。ワンタッチで素早くパスを繰り出すばかりではなく、実に正確なプレーを披露。
フロンターレも意地の反撃。エジミウソン選手(背番号8:MF)がサイドチェンジを繰り出し、久々に登場の長橋選手(背番号20:MF)の元へ。
横浜の激しいマークを外しつつ、ボールを後ろに戻す。中盤から選手が駆け上がり(だったっけ?)、サイドから強力なシュートが放たれる。
ボールは横浜GK榎本選手(背番号16)へ。不規則にボールがバウンドし、榎本選手がファンブル。
よし、このボールを押し込め!!。だが、榎本選手が一瞬早くボールを抑え、決定的な場面を逃がしてしまった。

倒れた中村選手

横浜の中村選手(背番号10:MF)が
フロンターレのファウルから倒れてしまう
その後自らフリーキックを蹴ったものの
フロンターレの壁に衝突
芸術的な左足の復活は、なお遠しか



高田選手がオフサイド

対するフロンターレも
高田選手に鋭い縦パス
だが、これも飛び出しが早く
オフサイドの判定を受けてしまう
実に歯がゆい場面だ


ピッチ上は横浜の圧力一色。余裕あるパスワークでじりじりと中盤から押し上げ、フロンターレに相当のダメージを与えているのが伺い知れる。
フロンターレもボールを奪い返し、中央から左サイドへ。アイルトン選手(背番号10:MF)が最前列にロングパスを繰り出し、横浜ゴール前に我那覇選手が迫る。
そのままヘディングシュートを試みるも、榎本選手が一足早くボールをキャッチ。すると勢いは横浜に逆戻り。
一転して横浜が速攻に転ずる。フロンターレゴール付近に、危険なパスが縦横無尽に飛び交う事態に。
フロンターレも何とかこの危機から脱し、中盤から前線を伺う。しかし、横浜のマークが実に厳しく、パスコースが見出せない。
困り果てたようにボールを回し続けるも、一向に前に出ない。その挙句、高田選手がシュートを放つも、横浜には通用しない。
更にゴール正面にスルーパスを送る。ポストプレーを攻撃の機転にしようにも、横浜の素早いチェックを食らってしまい、結局はボールまで奪われてしまった。

パスコースに迷う桂選手

桂選手(背番号12:MF)もパスコースに迷い
中盤付近をうろうろする
フロンターレで本調子なのは
高田選手の突破力のみ
これでは正直、きつい


前半もよくよく調べると、30分余り経過。高田選手から鋭いクロスが放たれ、我那覇選手の下へ。
横浜の守りに手を焼きながらも、何とかタッチラインに逃れ、フロンターレのスローインに切り替わる。
だが、横浜のチェックは実に厳しい。それでも右サイドを無理やりえぐり、ぎりぎりでセンタリングを放つ。
結局はシュートにまで至らず。すると流れは急展開し、横浜が怒涛の中央突破。
小刻みなパスワークを交え、一気にフロンターレゴールに迫る。坂田選手(背番号29:FW)のシュートを浴びるものの、笹原選手(背番号21:GK)のファインセーブで、失点だけは免れる。
横浜の圧力に耐え切れず、長橋選手がラフプレー。その代償としてイエローカードを受けてしまった。

横浜のフリーキックからプレーが再開。左サイドから放たれたボールは、遠くフロンターレゴール付近へ。
前線の選手がヘディングシュート。これは笹原選手が抑えたものの、精度が極めて高いキックには、J2を見慣れた目には驚いてしまった。
横浜の選手層の厚さは、フロンターレの比では無い。ベストメンバーで組まれていないのにも関わらず、完全に圧倒され放題だ。
J2ではとても見受けられない、高度なプレーが続々。冷静にピッチを見つめている為でもあろうが、横浜のプレーにはただ魅了されてしまう。
フロンターレだって懸命にプレーはしているものの、横浜の芸術性にはとても及ばない。

横浜の切り替えし

横浜のコーナーキックが
逆サイドに流れ
タッチラインぎりぎりまでボールが迫る
J2の世界ならばタッチラインを割って
フロンターレのボールになる場面も
横浜は素早く切り返し
再度フロンターレゴールに迫る


フロンターレも少ないチャンスを伺うものの、横浜の守備の厳しさは相変わらず。
サポーターの声にも促されて、アイルトン選手がシュートを放つ。だが積極的にシュートを放った感じは乏しく、とても横浜に通用するものでは無かった。
直後横浜が反撃に転ずる。左サイドを丁寧にパスで繋ぎ、攻撃の機会を伺っている。
何か嫌な予感が・・・。不幸にも的中してしまい、遠藤選手(背番号8:MF)に一瞬の間を突かれてしまい、豪快に右足を振りぬかれてしまう。
これでフロンターレは2点ビハインド。前半終了間際に、痛い失点を喫してしまった。

遠藤選手が前線をうかがう

横浜の遠藤選手(左端)が
フロンターレゴールを狙っている
フロンターレの守備は、横浜のおとりに
つられてしまったのか・・・



フロンターレが2失点目を喫す

遠藤選手の豪快な突破を
やすやすと許してしまい
痛恨の2点目を献上してしまった


前半も残り時間があとわずか。フロンターレも意地で横浜ディフェンスをかいくぐり、中盤から飛び出した高田選手へパスが通る。
ここで高田選手お得意のループシュートが炸裂!ボールは榎本選手の頭上を超え、横浜ゴールに迫る。
決まったか!?入ってくれ!。だが、非情にもボールはゴールポストに当たってしまい、サポーターからも悲鳴がこぼれる。
一方的な展開のまま、前半を終了。短い時間ではあったが、J1とJ2のレベル差を、改めて痛感させられた。
横浜はJ1では弱小レベルのはずが、いざ対戦するとご覧の有様。正直に吐露すると、私の認識も甘過ぎた。
ヤバイ、のんびりと観戦しないで、後半からは応援に加わらねば・・・。

元気に乏しいフロンターレの選手たち

後半開始直前、フロンターレの選手が
先にピッチに登場したが
皆うつむき加減で、活気に乏しい
ウチは挑戦者なんだから
堂々と胸を借りるつもりで
後半戦を戦って欲しい


さあ、後半戦に突入だ。観客席の前方に移動し、応援準備も整った。
だが、実際に声援を送れど、途中参加の影響からか、どうも声に張りが無い。
やはり開始前から応援に加わらないと、本調子にならないな。今更そんな事考えても遅いので、徐々にペースアップするしか手段は無い。
オ〜、フ〜ロンタ〜レー!
オ〜〜川崎オ〜オー!!

ああ、やはり声が出ない。せっかく応援に駆けつけたのに、悔しさで一杯だ。

私の声の調子はともあれ、試合の方は横浜の優位に変化は見受けられない。
開始早々、中盤の平間選手(背番号15:MF)?にパスが渡るや、そのまま右サイドを直線的に突破を図られる。
フロンターレの守備がが追いつく間もなく、シュートを浴びてしまう。これは枠を捕らえず命拾い。
横浜も前線で連携が不完全なのか、センタリングが流れる場面が続く。
だが、油断は禁物。ブリット選手(背番号9:FW)が、フロンターレゴールに背を向けつつパスを受けたと思った瞬間、体をくっとひねりシュートを放つ。
シュートの勢いこそ平凡だったが、プレーの速さに驚嘆。J2と同じ感覚で戦っては、ひとたまりも無い。

ブリット選手のシュート

フロンターレのディフェンス2人に囲まれつつ
ブリット選手はシュートまで持ち込んだ
J1下位に甘んじる横浜の選手ですら
J2レベルと次元が異なるプレーを披露
仮に今後、J1の上位チームと対戦したら
・・・ぞっとしそうだ



ブリット選手と浅野選手が交錯

そして、横浜のスローインから
低い鋭いラストパスが
フロンターレゴールを横切る
横浜のブリット選手と
フロンターレの浅野選手(背番号4:MF)が
激しく交錯
浅野選手は自ら立ち上がれず
担架でピッチ外に搬送される



ピッチ外で治療を受ける浅野選手

浅野選手の状況に
サポーターもやきもきしたが
直ぐにトレーナー?から「OK」の合図が
程なくピッチに復帰
サポーターも胸を撫で下ろす


後半も10分余り経過すれど、フロンターレに打開策は見当たらず、不利な状況に変化は見られない。。
中盤から前線にパスを繰り出すも、横浜のディフェンスにことごとく阻まれる。
この程度では全く脅威に映らないのか。横浜も中村選手がラフプレーから倒れてしまい、フロンターレサポーターの強烈な野次の嵐の中、担架でピッチから退出する。
余りにラフプレーが横行するようでは、日本代表サポーターからも睨まれそうだが・・・。そんな事を考える間もなく、横浜は両サイドのフリースペースを、容赦無く突いてくる。
そして鋭いクロスが、フロンターレゴール前に迫る。フロンターレもゴール前を固めており、横浜のシュートをそれなりには封じ込めている。

小島選手の守備

小島選手(背番号29:DF)の
密着度の高い守備は健在
横浜の榎本選手から坂田選手へのパスに対し
体を先回りさせ、パスを通させない



浦田選手を投入

フロンターレは好調の高田選手に代え
浦田選手(背番号13:FW)を投入
この交代には、サポーターからも不可解に見えたらしく
「えっ?」
と声が漏れる
だが直ぐに、「尚希」コールのお出ましだ!


なおきオレ!なおきオレ!なおきのゴールを見せてやれ!!
うらた、うらた、なおきオレ!うらた、うらた、なおきオレ!
うらた、うらた、なおきオレ!なおきのゴールを見せてやれ(ヘイ)!!!

この応援歌も久々だ・・・。そんな感傷に浸る間も無く、試合は黙々と変動する。
フロンターレが中央を駆け上がりシュート。だが、横浜もこの程度で全く揺るぐ気配すら見せない。
横浜の攻守の切り替えは実に早い。バックパスの場面と思いきや、気がついたらサイドチェンジを成功させている。
・・・て表現するのが適当か分からない程、攻守の変化が早い。J1では当たり前なのかも知れないが、今年J2以外未観戦の私からすれば、相応のカルチャーショックだ。
横浜の選手が右サイドの突破を図るも、ここは久野選手(背番号23:MF)が体当たり。その弾みでボールはゴールラインを割り込み、突如訪れたピンチから脱出した。

久野選手の守備

横浜の波戸選手(背番号4:DF 左)に対し
久野選手(右)が強烈なアタック
彼にしては珍しく、強気の守備であった


フロンターレの守備はゴール前を固める作戦が続く。だが、その代償として両サイドに空間が生まれてしまい、横浜はそこを盛んに突いてくる。
右サイドからは波戸選手が鋭いクロスを放ち、左サイドからは永山選手(背番号13:MF)がドリブル突破を図るものの、フロンターレも何とか耐え凌ぐ。
さあ、こぼれ球から長橋選手が得意のドリブル・・・あれれぇ?あっという間に、横浜に奪われてしまったでは無いか。
またまた遠藤選手に蹴り込まれ、これで3失点。フロンターレの得点能力は実に乏しく、厳しい状況に追い込まれてしまった。

3点リードを得た横浜は、リスタート後も余裕のプレー。正確なパスをゆったりと放ち、フロンターレをあざ笑うかのプレーが続く。
悔しい、実に悔しい。何としても1点でも返し、唯一J2として勝ち進んだ意地を見せて欲しい。

長橋選手のドリブルも・・・

長橋選手が得意のドリブルで
右サイドを一気に前線に迫る
・・・の期待も空しく、途中でつかまる場面が続出
だ怪我からの完全復活とは、とても言い難い



久野選手が粘るものの・・・

フロンターレもコーナーキックを得るが
横浜に中盤まで押し戻されてしまう
ここは久野選手が粘ると思いきや・・・



横浜のロングシュート

直後横浜にボールを奪われる
そしてこのプレーが飛び出す
正解は・・・何と!中盤から繰り出した
超ロングシュートだ
更に驚くことに、ノートラップでのシュート
幸いにもゴール枠には入らなかったが
あと1メートルも方向が違っていたら
枠に収まったかも知れない


後半も30分程経過。サポーターにも悲愴感が漂い始めたのか、応援もいささか暗いムード。
ヴァーモーおおーおおーフロンターレ〜
ヴァーモーおおーおおーフロンターレ〜
おおおー、おおおおーおーお、おーおおお、おーお
ララーラララーラララーラララーララ〜〜ラ〜

横浜は左右にゆったりとパス回し。焦って得点を狙う気配も薄く、余裕綽々のプレー。
遂にはヒールパスまで飛び出す。さすがのフロンターレもそれを見逃さない。
パスカットするや否や、横浜の守備が不完全な隙を突き、一気に前線に駆け上がる。
ゴールライン付近で粘り、コーナーキックを得た。滅多に訪れないチャンスだけに、ここは確実に生かしたい。
アイルトン選手がコーナーエリアに向かい、渾身のキック。頼む、せめて1点だけでも取り返してくれ!
ん??、この後のプレーを完全に忘れた(恥)。でも確実なのは、このチャンスも結局は、ゴールを奪えなかった事実。
その後も横浜にやられ放題。ああ、これ以上書くと空しくなるばかりだ・・・。

坂田選手が胸でトラップ

坂田選手が後方からのパスを胸トラップ
すかさずシュートを放つが
フロンターレゴールの外へ
サポーターから「ヘタクソ」の声が飛び出たが
じゃあ、入るのかと質問してみたい
(私なら100%無理だ・・・)



中盤で横浜が時間稼ぎ

後はこんな場面の繰り返し
横浜のボール支配率が多く
パスを小刻みに繋いで
刻々と時間が流れ去るのを待つばかり
お〜い、少しは反撃してよぉ〜


しかし、横浜のパスは相当速い。単純な味方同士のパスなのに、J2とは比較にならないスピード。
これじゃ勝ち目は薄い。半ば諦めの境地に達しながらも、かすかに得点への希望は残っている。
お、横浜のシュートを笹原選手が抑えたぞ。笹原選手お得意のロングキックで、一気に前線にフィードだ!
・・・の期待も通じず、横浜の選手があっさりとパスカット。フロンターレの選手は動きが鈍くなるばかりで、せめて1点の望みすら消失しつつある。
場内にロスタイムの表示が。3分と比較的長めの猶予が与えられるも、もうフロンターレに余力は残されていなかった。
最後の最後まで、横浜の牙城を崩せぬままタイムアップ。結果は3点差と、実力差をまざまざと見せ付けられた。
得点力不足が顕著なフロンターレにとって、この点差をひっくり返すのは至難の業。準決勝進出は極めて厳しい状況に追い込まれてしまいました。

完敗

「惨敗」、これ以外に相応しい言葉が浮かばぬほど
屈辱的な敗戦を喫してしまった


悔しさで一杯だ。試合に負けた悔しさ、J1勢に対抗出来なかった悔しさ、サポーターとして最低限の義務である「全力応援」すら果たせなかった悔しさ・・・。
リーグ戦の現状から、せめてナビスコ杯だけでも、との想いは強かった。だが、J1で下位に低迷する横浜ですら、互角の勝負に持ち込めぬ以上、フロンターレの弱さを今更ながら認めざるを得ない。
準決勝進出も絶望的だろう。ただ、J1勢と貴重な勝負の場が、まだ残されている。
唯一J2勢として勝ち進んだ誇りを、ホームの等々力で見せて欲しい。たとえ準々決勝で敗れ去ったとしても


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