横浜FC VS 川崎フロンターレ

〜 ヤマザキナビスコカップ 2回戦第1試合 〜



日   時 2001年6月13日 19:00
試合会場 三ツ沢公園球技場 (神奈川県横浜市)
天   候 曇り一時雨
観 客 数 2,086人
試  合  結  果
横   浜 前  半 川   
後  半
     
     
     
得   点   者
      54分 我那覇 和樹






昨年の準優勝で、今年のナビスコ杯2回戦からスタートののフロンターレ。今日の対戦相手は同じくJ2で、先日の対戦では6-0と快勝した横浜FC。
リーグ戦で不本意な戦いを強いられ、J1復帰の目標が薄れつつある今、カップ戦で全力を尽くし、今後のリーグ戦の景気付けも悪くない。
勝負は何であれ、常に気力を尽くして欲しい。せめてナビスコ杯で上位進出を狙い、暗い中にも光明を差し伸べて欲しいものだ。
唯一のJ2同士の対戦、昨年J1の意地と誇りに掛けても、絶対に負けは許されない。

試合は始まっていた

定時に会社を退社するも
残念ながら試合開始に間に合わず
横浜FCのゴール裏を通過し
早くフロンターレ側に急がねば〜


ビニールシート代わり

フロンターレゴール裏到着と同時に
雨が降り出してきたので
ビニールシート代わりに
ユニフォームをかばんに掛けたりして


息をつく間も無く、観戦開始。試合開始から10分以上経過していたようだが、両者無得点。
途中からの観戦なので、試合のリズムがつかめ難い。しばらくはスタンド最上階でピッチを凝視し、競技場の雰囲気をしばしチェック。
しかし、なかなか雰囲気が掴め切れない。突然の雨がうっとうしいのも要因だが、最大の原因は・・・実に内容の薄いゲーム
特にフロンターレの体力温存は顕著。リーグ戦の緊張感とは無縁のプレーに、早くもガッカリ。
それでも徐々に慣れて来た。ただ、最近コンフィデ杯でそれなりに高度な試合を観ただけに(テレビですが)、スピードの遅さに更に輪がかかった様に思えてならない。

押されている?

今一状況が把握不能だが
フロンターレの序盤の悪さを引きずっているのは
間違えない模様


ゴール裏は、手拍子だけのシンプルな応援が。私も徐々に声をあげ、仕事の疲れは残しながらも、応援モードに突入。
肝心のゲームは・・・、やはり今ひとつか。フロンターレは前線のコントロールミスが目立ち、得点の機会に乏しい展開。
ここで横浜はディフェンスラインでボールを回す。フロンターレが無理に間を詰めないのを利用してか、徐々に中盤まで押し上げる。
すると右コーナー方向に長いパス。横浜も攻撃が雑なのか、ボールはタッチラインを割り込んでしまう。

試合開始から20は経過しているのだろうか。フロンターレも動きに精彩が乏しく、極めて密度の低いプレー内容。
中盤もいまひとつ機能していない。その為か前線にチャンスボールが届かず、得点の機会は限りなく僅かである。
その影響か、応援までパッとしない。横浜FCサポーターの熱狂振りと比較すると、些か寂しい状況だ。

フロンターレサポーター

皆様お仕事・学業でお疲れ?


オーオオー、レッツゴ-川崎〜
オーオオー、フローンターレー!

フロンターレも時折シュートまで持ち込むも、雨の影響なのか、どれもミートしない様子。
シュートの勢いは弱く、多少ゴールからは距離がある為か、横浜FCのGK水原選手(背番号1)も然程慌てた感じではない。
それでもフロンターレは左サイドを突き、タッチライン付近でセンタリング。ワントップの我那覇選手(背番号17:FW)がそれに対応してシュートを放ち、ようやくサポーターから拍手が沸き起こる。
その後は中盤で、ワンタッチで素早くパス回し。横浜FCにボールを奪われかけるも、今野選手(背番号18:MF)が巧みなフットワークで相手を振り切り、右サイドの突破を試みる。

スルーパスを受ける渡辺選手

続けて渡辺選手(背番号30:MF)に
鮮やかなスルーパスが渡る
タッチライン付近で横浜FCの選手にボールが当たり
場面はスローインへ


フロンターレはスローインからコーナーキックのチャンス。ボールはゴール正面、新加入のエジミウソン選手(背番号8:MF)がシュートを放ったようで、サポーターからも「エジミウソン」コールが。
対する横浜FCは、連携ミスが連発。中盤から両コーナー方面にスルーパスを盛んに放つも、軒並み勢いが強すぎてか、タッチラインを割ってしまう。
だが、フロンターレもスピーディーさに欠ける。中盤の展開がかなり遅く、前線への進出機会がなかなか訪れない。
相手は横浜FCなれど、中盤でぼけっとしていたら、前線突破はさすがに困難だろうか。

???

ん??このシーンは何?
フロンターレの伊藤宏樹選手(背番号25:DF)が
バックパスを乱してしまい
危険を察知した浦上選手(背番号1:GK)が
慌てて蹴り出そうとした場面
だが、ボールはタッチラインを割ってしまう


つまらないミスから、フロンターレはコーナーキックのピンチを迎える。一度はクリアするも、その距離は短く、横浜FCの選手がすかさずシュート。
ボールはフロンターレの選手に触れて、再びコーナーキックを迎える。今度は横浜FCの森田選手(背番号25:DF)がフリーでヘディングシュート。
これは浦上選手の正面。ようやくピンチを脱し、浦上選手のキックへ。
・・・と思いきや、主審が試合を止める。一瞬何事か理解不能だったが、何と!浦上選手が6秒ルール(GKが6秒以上ボールをキープしてはいけない)の反則を犯していたとは。
ペナルティエリア内にボールが置かれ、横浜FCの選手が身構える。正面にはフロンターレの厳重な壁がそびえ立ち、不気味な威圧感すら覚える。
横浜FCの選手がボールを小さく蹴り(間接フリーキック)、直後豪快な一撃を放つ。
ボールは壁に激突し、跳ね返りをすかさずシュートされる。ボールはノータッチでタッチラインを割ったと思いきや、判定はまさかのコーナーキック。
予想外の反則で、フロンターレは最大のピンチを迎えてしまう。

壮大な壁が出現

フロンターレゴール前に
壮大な選手の壁が出現
6秒ルールの反則を目の当たりにしたのは
個人的には最初です



ボールは壁に激突

横浜FCのシュートは
フロンターレの壁をまともに直撃した


横浜FCのコーナーキックは、浦上選手がジャンピングキャッチ。ボールは手のひらをすべり、地面に落下するも、伊藤宏樹選手が大きく蹴り出し、このピンチは脱出する。
フロンターレもすかさず反撃。横浜FCサイドでフリーキックのチャンスとなり、盛大なブーイングの嵐を受けながら、エジミウソン選手がボールを蹴る。
これは大きく右に反れてしまう。すると横浜FCも低いボールを繰り出し、反撃開始。
フロンターレは新加入のエジミウソン選手も守備に参加。しかし、選手間の連携がまだ不十分なのか、パスを横浜FCに奪われかけるなど、多少不安が残る。
試合は徐々に激しくなってきた。両者共にスピードが上昇し、ゴール前に迫るシーンが続出する。

高木選手のドリブル

横浜FCは高木選手(背番号14:MF)が
巧みなドリブルを披露し
フロンターレの選手をすいすいかわす


前半も残すは少々。フロンターレは中盤から前線の我那覇選手に、一直線にパス。
だが、これは呼吸が合わず、相手GKの手元に。かねてから中盤と我那覇選手の連携にミスが目立ったが、問題は今もって解決していないのだろうか。
それでもフロンターレに優位な時間帯。横浜FCを上回るスピードでプレッシャーを与え、何度もシュートのチャンスを迎える。
残り時間も殆ど無い。フロンターレは最後にシュートを放ち、直後横浜FCの水原選手と接触プレー。
ルーズボールは大きく宙を舞う。水原選手も戻りきれず、横浜FCゴールはスペースだらけだ。
最後の得点のビッグチャンスが到来。・・・が、その前にプレーが中断していた。貴重な得点機会を逃してしまい、そのまま前半を終了。

しかし・・・実に退屈な試合だ。特にフロンターレは体力温存プレーのオンパレードなのは、実に恥ずかしく情けない。
昨年の頑張りはどうしたのか?フロンターレにとってナビスコ杯とは、存在に値しないのか。
どちらにしても、緊迫感が乏しい試合内容に、ただ残念の一言だ。

じゃんけん大会

横浜FCサポーター限定?
ハーフタイムのじゃんけん大会
そっか、フロンターレサポーターは
参加出来ないの・・・かぁ???



最前列に集結するフロンターレサポーター

後半の応援に備え
フロンターレサポーターが最前列に集結
コールリーダーが「楽園へようこそ〜」と絶叫
あれだけ騒いでいれば・・・楽園かぁ


一度は降り止んだ雨も、後半開始直前に再び振り出す。しかも結構大粒の雨だ。
雨具を忘れたので、濡れながらの応援。背広までぐしゃぐしゃだが、もう応援に集中するぞ!
オ〜、フ〜ロンタ〜レー!
オ〜〜川崎オ〜オー!!

後半からは打楽器も参入。いつもらしく賑やかな応援だ。
肝心の試合と言うと・・・横浜FCがサイドを攻めている程度で、前半同様ぱっとしない流れである。

フロンターレのフリーキックも・・・

フロンターレが幸先良くフリーキックを得る
だが、直ぐに横浜FCの
後藤選手(背番号7:MF)に
ボールが渡ってしまう


一度は後藤選手にボールを奪われるも、すかさず奪い返す。右サイドの飯島選手(背番号31:DF)に攻撃を託すが、これも長続きはしない。
横浜FCも反撃し、左サイドからセンタリング。ボールは少々流れてしまったが、なおも横浜FCの選手が繋ぐ。
横浜FCサポーターから、「ヨ・コ・ハマ、ヨ・コ・ハマ」コールが。ウチも負けじと、「カ・ワ・サキ、カ・ワ・サキ」コールで対抗だ。
・・・が、その間に横浜FCがフリーキックのチャンスを迎える。低いボールにフリーの選手が飛び出し、あわや失点の大ピンチ。

雨足は強くなる一方。後半一度は着用したユニフォームを脱ぎ、再びかばんの上に掛ける。
何とか荷物だけは雨に濡れぬよう。結構雨に弱い道具も詰まっているので。

横浜FCのセットプレー

横浜FCもセットプレーに集中
ちょっとでも油断すれば、失点は免れない


横浜FCの攻撃パターンは、前半と大差ない模様。中盤から低いスルーパスを繰り出し、フロンターレゴールに迫る形だ。
フロンターレもフリースペースが多い嫌いがある。対戦相手が横浜FCだから傷口は広がらないが、これが強豪相手だったと思うと・・・ぞっとするばかりだ。

雨も強く、中々試合に集中出来ない。手元のカメラが水滴で壊れないかと、心配しながらの応援を強いられる。
お、フロンターレも我那覇選手にボールが。素早く横浜FCゴールに振り向き、素早い一撃を放つ。
が、これは枠を全く捕らえず、タッチラインを割り込む。やはり今日も我那覇選手は期待薄か。
いや、結論付けるのは早急だった。その直後、横浜FCのミスに乗じ、今野選手(背番号18:MF)にボールが渡る。
すかさず低いセンタリング。ボールはゴールと平行に転がり、そこに我那覇選手の姿が!
スライディングシュートを放ち、ボールは横浜ゴールを揺らす。待望の先制点をゲットだ!!!

我那覇選手の得点

待ちにまった、我那覇選手のゴール
FWは得点してこそ華
う〜ん、実に嬉しいぞ


オ〜、フ〜ロンタ〜レー!
オ〜〜川崎オ〜オー!!

待ちわびた先制点で、フロンターレのゴール裏も元気復活。選手の皆様も頑張って、追加点をゲットするぞ!
ビハインドの横浜FCだが、今ひとつリズムに乗り切れていない。それでもしつこくボールを繋ぎ、フロンターレゴールにじわじわと迫る。
森田選手がゴール付近で低いセンタリング。フロンターレのディフェンスも万全には程遠いが、横浜FCにシュートの形を与えない。
今度は長い縦パスが。横浜FCのドリブルを中心とした地を這う攻撃が続くものの、フロンターレも過不足無く守っている。

フロンターレもボールを奪い、速攻から再び我那覇選手へ。追加点を期待したサポーターは高揚するも、動きががくんと急低下。
その間に横浜FCの選手にボールを奪われる。すかさずカウンターを仕掛けるが、フロンターレも慌てずに食い止める。

センタリングを上げる森田選手

森田選手の鋭いセンタリング
攻撃は単発だが、1点だけでは
安全圏には程遠い
だからこそ、確実に守りたい


あ・・・雨が強い。スイマセン、一時撮影を最小限にし、応援に専念させてください(笑)。
試合の流れはフロンターレ。今野選手もトリッキーな動きを披露し、横浜FCの選手を困惑させる。
かと思いきや、久野選手(背番号23:DF)も攻撃参加。最終的には横浜FCに阻まれるも、スピード感溢れるドリブルで切れ込み、観客席をどっと沸かせる。
横浜FCは作戦変更か、浮かしたボールを多用してくる。フロンターレの守りも若干対処が遅れているのか、やや反応が鈍いのが気になる。

今野選手のドリブル

今野選手がドリブルで攻撃
フリーでボールを持たせると
右に出るものは(この中では:失礼)いない


後半も20分程度経過。フロンターレは右サイドにパスを送り、鬼木選手(背番号7:DF)に。
サイドを一気に駆け上がり、センタリング。ゴール前には今野選手が飛び出し、ヘディングシュートを狙う。
ここはGKの水原選手が一歩早く飛び出した。あれ?サポーターから「ルイスコールが起きているぞ。
ルイスルーイス、ルイスルーイス、ルイスルーイースー
ルイスルーイス、ルイスルーイス、ルイスルーイースー

当の本人(ルイス選手:背番号22)はピッチの外に控えているが、直ぐに入る気配は無い。どうやら横浜FCサポーターの真似で、ルイス選手のエールをおくっているようだ。

横浜FCのサイドボールを、フロンターレがクリア。ディフェンスラインから中盤にパスが通るも、トラップミスを犯してしまう。
続けて久野選手?が、意表を突くサイドチェンジ。視線は正面を向けど、左から右へロングパス。
だが、これはタッチラインを割ってしまう。試みは面白く、評価に値するプレーだと思う。

久野選手の飛び出し

久野選手(右)も積極的に飛び出し
味方からのボールを受けに回る
(この場面は中央にパスを出した)


数分後、ようやくルイス選手がピッチに登場。頼んだぞ・・・あれれ?横浜FCの流れではないか。
フロンターレは引き気味で、無理な攻撃は控えている。時折、前に残るルイス選手にパスが通るも、トラップミス等でチャンスを潰す場面も。
どうもルイス選手は、シャープさに欠けるようだ。以前(5/1)麻生で彼を見かけたら太っていたような気がしたので、その悪影響だろうか。
横浜FCも攻撃パターンを戻し、低いボールコントロールでフロンターレを攻めてくる。低いセンタリングからシュートを放たれるも、浦上選手が確実にセーブする。

久野選手のサイドチェンジ

久野選手がダイレクトにサイドチェンジ
反対サイドのルイス選手を狙ったが
惜しくもタッチラインを割ってしまった


後半も30分余りを経過。フロンターレも攻め疲れか、さては守備固めに突入したのか、攻撃の積極性が徐々に失せてくる。
一見すると活発に動いているが、どうもプレーの精度が落ちているようだ。ルーズボールが結構目に付くので、集中力が低下傾向のようだ。
フロンターレは中盤から前にルイス選手を一人残し、彼にボールを集中させる。1点リードの余裕からか、無理に攻撃を仕掛けては来ない。
対する横浜FCは、ボールを奪ってからの速攻狙い。中盤でボールを拾うや否や、一気の切り返しで反撃。
惜しむべきは、セットプレーの甘さか。折角コーナーキックなどのチャンスを得ても、どうしてもシュート体勢に至るシーンが乏しい。
対するフロンターレも、もっと攻めて欲しい。1点ではとても安全圏とは言い難い。

ルイス選手の位置

ルイス選手も中盤止まり
ボールが来るのを待つばかりでは無く
横浜FCのディフェンスにボールが渡ると
ダッシュで積極的にボールを奪いに掛かる



フロンターレの守備

決して強固とは言い難いフロンターレの守備も
横浜FC相手なら、問題は表面化しない・・・のか?


試合の残り時間も10分を切った。フロンターレは伊藤彰選手(背番号19:MF)を投入。
長きスランプなのか、不振続きの伊藤選手。ここはプレーでアピールし、レギュラーの座を確保して欲しい。
彼の直向さは、フロンターレの財産。頑張れ、彰ぁ〜。
ウォオいとーあきら〜、ゴールね・ら・え、シュートは・な・て!!

横浜FCの攻撃も忘れてならぬ。低いスルーパスを盛んに繰り出し、最後の攻撃に突入しつつあるようだ。
レベルの違いはあれ、横浜FCも懸命に攻めてくる。決して気の抜けない時間帯だ。
横浜FCもコーナーキックなど、セットプレーの機会を掴むも、フロンターレのディフェンスに競負けているのか、得点の形を作れないのは、敵ながら惜しむばかりである。

今野選手

彰ぁ〜、頼むから決めてくれぇ〜(その1)
※今野選手の間違え、すいません、何寝ぼけているのか・・・


時間も刻一刻と減少。横浜FCも焦りが目立ち、ファウルなどの反則が頻発。
横浜FCが自陣で連携ミス。フロンターレも伊藤彰選手が見逃さず、すかさずボールを奪い取る。
行け!彰の飛び出しだ!!。ドリブルで横浜FCゴールに迫り、渾身の一撃!!
・・・が、ボールはジャストミートせず、ゴールから外れてしまう。スランプからの完全脱出には、まだ時間を要しそうだ。
試合は程なく終了。難なく横浜FCを下し、等々力での第2ラウンドに弾みをつける勝利となりました。

伊藤彰選手のシュート

得意の飛び出しからシュートを放つ
・・・がまだ本調子に遠いのか



挨拶に訪れるフロンターレの選手たち

試合は盤石の勝利
選手も何処かしら安心した安堵の表情を浮かべる


試合後の率直な感想を。勝利は確かに嬉しいが、薄い内容には不満足。
当初からナビスコ杯と横浜FCを見下したとしか思えない采配振り。そこまで書くと言い過ぎかも知れないが、所詮ナビスコ杯などとたかをくぐってはいないのか、疑問を覚えてしまった。
「相手が横浜FCじゃ、主力抜きでも楽勝だろう」。そんな考えが監督・首脳陣にあるような気がしてならず、非常に残念であった。
勝負は勝負。リーグ戦だろうがカップ戦だろうが、先ずは目の前の勝負にとことんこだわって欲しい。
対戦相手が誰であれ、常に全力を尽すこと。勝負で一番大切なのはそれではないのか。
勿論、様々なテストを兼ねるのも結構だが、今日の試合は単純にメンバーを入れ換えただけで、何ら実験的要素は感じられなかった。

あと、サポーターにも苦言を申すと、試合後の「仙台を倒すんだ〜」コールも評価出来ない。
リーグ戦が大切なのは十分に理解出来るが、捉えようによっては「俺達はリーグ戦が第一だ、ナビスコ杯ごときで横浜FCなど、はなから相手にしていない」解釈にも受け取られず、個人的には止めて欲しかった。
ま、私も人の事は言えない。仕事の疲れと悪天候とは言えども、あまり応援に集中出来なかった。それで「常にベストを尽せ」と指摘する権利すら無い。
まだまだ見直すべき点は多いなぁ。サポーターに到達点などあり得ないと、ふと考えた試合でした。


J2で3回戦まで進出するのはウチだけかも知れないから、J1に一泡吹かせようよ〜


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