セレッソ大阪 VS 川崎フロンターレ

〜 J2 第4節 〜



日   時 2002年3月21日 13:04
試合会場 長居第2陸上競技場 (大阪府大阪市)
天   候 雨のち曇り
観 客 数 4,141人
試  合  結  果
大   阪 前  半 川   
後  半
     
     
     
得   点   者
大柴 健二 26分   50分 我那覇 和樹
大久保 嘉人 34分   54分 塩川 岳人


前節、福岡に屈辱的大敗を喫し、J2の過酷さを再認識させられたフロンターレ。
この日の対戦相手は、開幕3連勝&無失点と、脅威の強さを誇るセレッソ大阪。
セレッソの実力は、J1の中位クラスとしても過言では無い。フロンターレはマルキーニョ選手(背番号10:MF)の出場停止の影響は避けられず、劣勢を強いられそうだ。
あらゆる状況を加味しても、フロンターレの勝利は絶望的なのだろうか。

いや、対戦成績では違う。フロンターレは過去の対戦で、セレッソには一度も負けていない。
2000年のJ1ファーストステージ、セレッソの優勝を阻んだのも、フロンターレだ。
その時の意地と誇りを持ってすれば、勝機は必ずや訪れる。
後は死闘を挑むのみ。フロンターレがJ1に復帰する為の、試金石となりそうな一戦だ。

長居陸上競技場

W杯会場となるメインスタジアムの周囲は
同日夜開催される
日本代表VSウクライナ代表戦を待つ
徹夜組のサポーターが沢山
当の私は日本代表に全く関心無く
ここで試合があるのを、到着してから知った



第2陸上競技場

試合会場の第2競技場からは
メインスタジアムを一望出来る
確かに、日本代表戦のほうが
試合のレベルが高く、輝かしい世界だ
しかし、Jリーグの底辺を支えるJ2だって
観戦の醍醐味は十分と思う
是非、一度は観戦して欲しい
(・・・て日本代表のサポーターに言っても
相手にされないかも)



黒いポリ袋

天気が崩れそうなので
近くのスーパーでポリ袋を購入
30袋もあり、持て余し気味なので
個人的に思い浮かんだ
応援グッズを作ってみた



膨らませて結んだ

膨らませて袋同士を数珠状に結んでみた
その数占めて20、これを応援グッズに出来ないかと
応援団諸氏に提案したら、「いらない」との返答



フェンスにくくりつける

しょうがないので、フェンスに結んで見た
この日は強風で、揺れると面白い気もしたが
ウケが悪そうなので、今後はボツにするか



応援開始

遠方にも関わらず、相当なサポーターが駆けつけた
日本代表戦に負けない
熱い応援を繰り広げるぞ!


セレッソは主力級の選手が、軒並み日本代表に招集。破壊力・恐怖感どれをとっても、平凡な戦力だ!
主力抜きの今だからこそ、勝負はいただきだ!!
お〜〜〜、フロンターレー
お〜〜〜、川崎ウォオ〜〜

フロンターレー!フロンターレー!
フロンターレー!オオー!!


とは言え、J2では圧倒的なセレッソの戦力。しかし、主力選手が抜けた影響は無視できず、脅威は然程感じない。
控えめな立ち上がりながらも、フロンターレが徐々に圧力を加え、左サイドからフリーキックのチャンスを迎える。
これはセレッソのGK、河野選手(背番号21)がキャッチ。その後も小康状態が延々と続く。
飯尾選手(背番号26:FW)がドリブルで前線へ迫る。だが、セレッソゴール前でボールコントロールを誤り、目立ったチャンスは到来しない。

超チームとも中盤の柱が不在の影響からか、密度感の乏しい展開である。
久々にスタメンの佐原選手(背番号3:DF)も、淡々と守備をこなし、平凡な時間帯が続く。

浦上選手が飛び出す

セレッソのロングパスが放たれる
フロンターレの守備は不意を突かれたのか
止めに入る選手が不在
ここは浦上選手(背番号1:GK)が飛び出す



茂原選手の守備

茂原選手(背番号14:MF)も
ここは守備の時間帯
その後、前線に駆け上がりクロスを放てど
目立ったチャンスには至らず


セレッソが右サイドにロングパスを繰り出す。山内選手(背番号13DF)が怒涛のオーバーラップで、フロンターレサイドに襲い掛かる。
フロンターレも塩川選手(背番号15:MF)が守備に入るも、あっさりと振り切られてしまう。立て続けに佐原選手が捨て身のスライディングで、何とかコーナーキックへ逃れた。
セレッソはショートコーナーを用い、細かく繋いでセンタリング。フロンターレの守備も比較的安定し、ここは難なくクリアに成功。
ボールは中盤まで戻される。セレッソのスローインから激しい競り合いを演じ、センターサークル内で箕輪選手(背番号5:DF)が倒された。

場面はフロンターレのフリーキック。一旦ボールを短く繋ぎ、右サイドに大きくパスを繰り出す。
が、パスコースは誰もいない。中央から選手が懸命に追いかけて、タッチラインぎりぎりで食い止める。
しかし、止めた選手は堪えきれず、トラックへ体が流れてしまう。その隙をセレッソが見逃すはずも無い。
徳重選手(背番号29:FW)が、止めたボールを奪取。そのままドリブルで一直線に駆け上がる。
ここは箕輪選手が食い止めるも、危険を覚えたのは言うまでも無い。

久野選手が回りこむ

フロンターレもじりじりと反撃
右サイドから左にボールが渡り
最後は久野選手(背番号8:MF)がセンタリング
だが、多少無理があったのか
久野選手らしからぬパスの精度であった


フロンターレの攻撃はミスが目立つ。セレッソは不意なパスを奪い取り、一気に圧力を高める。
セレッソが徐々に自力を発揮し、立て続けにシュートを放つ。フロンターレも体を張った守備で、懸命に堪えるのが精一杯だ。
セレッソがコーナーキックのピンチを迎えるものの、フロンターレも必死なドリブルで切り返す。
だが、この攻撃も通用しない。逆にセレッソがドリブルで、中央突破を目論んで来た。
フロンターレの守備は手薄であった。久野・塩川選手が慌てて守備に入れど、塩川選手のがファウルを犯し、セレッソのフリーキックを迎えてしまう。
フロンターレのゴール付近は、緊張感に覆われる。選手からの集中!と叫びが、リアルに響き渡る。
緊迫した空気の中、セレッソのフリーキックが放たれた。ボールはゴール裏の看板に当たり、救われた格好だ。

セレッソのフリーキック

セレッソのセットプレーを迎えてしまう
極度の緊迫感が周囲を覆うが
セレッソのミスに救われた


オーオオー、レッツゴー川崎〜
オーオオー、フローンターレー〜

中盤ではいささか眠い攻防が。チャンスを逃したセレッソからは、恐怖感が伝わらない。
ここはフロンターレのフリーキック・・・。あらら?敢え無くセレッソに奪われているではないか。
やはり油断はならないのか。セレッソは右サイドを難なく突破し、鋭いクロスを放ってきた。
フロンターレのゴール前には、大柴選手(背番号9:FW)が果敢な飛び出し。一瞬でも隙を与えようなら、セレッソの攻撃は牙をむく。

フロンターレもようやく反撃に転じ、右サイドからフリーキックのチャンスを掴む。
ファーサイドのボールに対し、飯尾選手が鋭い飛び出し・・・。いや、クロスバーに阻まれて、彼のプレーが視線に入らない。
それはともあれ、ここはフロンターレが圧力を高める。セレッソは守勢を強いられ、切り返すのもままならない。
このチャンスを逃してなるものか。得点への期待は高まる一方だ。

フロンターレの時間帯

久々に到来したフロンターレの時間帯
右サイドを軸に攻め立て、セレッソを脅かす


ただ、セレッソの実力も侮れない。縦パスから何気なくフロンターレサイドに迫り、ミドルシュートを放って来た。
フロンターレの組み立ても緻密さを欠く。一気の縦パスでチャンスを狙うものの、飯尾選手が追い付けない。
フロンターレの乱れに乗じ、セレッソが怒涛の攻撃を仕掛ける。不意打ちを受けたフロンターレの守備も乱れ、クリアも中途半端である。
徳重選手が果敢に突っ込む!そしてゴール真正面のクリアボールを、大柴選手がシュート。
浦上選手もゴールから飛び出してしまい、もはやがら空き同然だ・・・。

完全に失点を覚悟したが、久野選手に救われた。一人ゴール正面に残り、大柴選手のシュートを足で弾く。
ピンチの後にチャンスあり。気持ちを入れ替えて、逆襲に転じるぞ!

セレッソの猛攻

セレッソの攻撃が突如牙をむく
この直後、大柴選手にシュートを許し
絶体絶命の場面を迎える
だが、久野選手が残っており
辛うじて失点は免れた


オーオオオー、LOVEかわさきー、
俺たちと共に行こうぜ〜
オーオオオー、LOVEかわさきー、
ラーララーララララ・・・

緩やかなパスを、浦上選手がキャッチ。えぇぇぇ??主審が反則を示している。
一体何が起きたのだ???訳も分からぬ間に、セレッソが素早いリスタート。
フロンターレの守備は形勢が整わず、パスを受けた大柴選手が、ボールを軽く蹴り込む。
ボールはフロンターレゴールに吸い込まれる。状況が把握出来ぬまま、非情の失点を喫してしまった。

理解不能の判定に、フロンターレの選手が主審を問い正す。当然の如く、多くのサポーターも異議を唱える。
こらこら、怒りの余り、ピッチに入っちゃイカンぞ。・・・にしても、反則理由が全く持って理解不能だ。
何が反則なのだろうか?浦上選手がペナルティエリア外で、ボールをキャッチしたとでも言うのだろうか。

ゴールを喜ぶ大柴選手

一瞬の失点劇で、これしか画像が残っていない
ハーフタイム中のアナウンスでは
「浦上選手がバックパスを手で受けた反則」とアナウンス
う〜ん、納得ゆかぬ


オ〜〜〜、バモかわさ〜〜〜
かわさ〜、かわさ〜、バモかわさ〜〜〜

いつまでも悔やんでは始まらない。懸命に気持ちを入れ替えて、応援が再開される。
だが、多くのサポーターと同様に、ピッチ上の選手も動揺を隠せない。
中盤をパスで繋ぎ、右サイドから大きなセンタリングを繰り出す、しかし、ボールは流れてしまったのか、ゴール前の選手には届かない。
それでも、セレッソのサイドは守備が手薄だ。加賀見(背番号13:MF)選手が低く迫り、続けて茂原選手がセンタリング。

ゴール前のベンチーニョ選手(背番号9:FW)に狙いを定めるも、これも繋がらない。マルキーニョ選手(背番号10:MF 前節の退場で出場停止)が抜けた影響は隠せず、中盤の安定性は確保ならず。
鬼木選手(背番号7:MF)も精彩を欠く。そんな間にセレッソも、じわじわと反撃の度合いを強める。
フロンターレも一度はボールを奪い、左右からセンタリングを放つものの、決定的な場面には到底持ち込めない。

そして再び隙が生まれてしまう。セレッソにボールを奪われるや、ペナルティエリア内の大久保選手(背番号15:MF)へ、危険なパスが渡ってしまう。
ここからは大久保選手の独壇場だった。左右に体を揺らし、フロンターレの守備はもろくも崩れ去る。
最後は至近距離から、振り向きざまにシュート。ボールはゴール隅へと吸い込まれ、痛恨の失点を食らってしまった・・・。

大久保選手のシュート

大久保選手の圧巻だった
フロンターレの守備は赤子の如く乱れてしまい
敢え無くゴールを許してしまった


セレッソの実力は本物なのか・・・。絶望感に苛まれつつ、試合は淡々と続行される。
依然としてセレッソの勢いだ。右サイドを強烈にえぐり、コーナーキックのチャンスが到来している。
ボールは大柴選手のヘッドへ焦点を定める。ここは浦上選手が抑え、一気のカウンターだ!
箕輪選手が積極的に前線へ・・・。あらら?繰り出されたパスは、セレッソの選手正面ではないか。

セレッソは自信のプレーで魅了する。フロンターレの守備は浮き足立ち、消極性は否めない。
いや、フロンターレも反撃だ。塩川選手が鋭くクロスを繰り出し、ゴール前のベンチーニョ選手へ渡る。
打て!シュートを打つのだ!!しかし、セレッソの守りも粘り強く、どうしてもシュートを放てない。
サポーターの不満が渦巻く間もなく、セレッソが猛反撃。山内選手が右サイド、一気のカウンターから、鋭いクロスをお見舞いする。

フロンターレも負けじと、加賀見選手が右サイドを積極的に突破する。
センタリングはセレッソの選手に当たり、コーナーキックのチャンスへ。前半の残り時間も相当に少なく、せめて1点でも返したいところだ。

加賀見選手の攻撃

加賀見選手がサイド突破を図り
コーナーキックのチャンスを掴んだ


コーナーキックはセレッソが連続で、ゴールラインへと逃れる。都合、3連続のキックと相成る。
フロンターレの三度目の正直となるのか。ゴール正面のボールはヘッドで競り合うも、敢え無くポストの上方を通過してしまう。
それでもフロンターレは諦めない。セレッソサイドに更に攻め立て、塩川選手が鋭いクロス。
が、事もあろうにセレッソの選手に弾き戻され、そのままカウンターを許してしまう。

セレッソの勢いは圧倒的だ。フロンターレからボールを奪うや否や、破竹の勢いでフロンターレゴールに迫り来る。
大柴・徳重選手が、積極的に飛び込みを図る。サポーターも懸命に声を枯らすものの、フロンターレのスピードは低下の一途。
それでもセレッソゴール付近へと迫り、ボールを左右に回して前線をうかがっている。
ここからだ!一瞬の隙をうかがい、セレッソゴールを突き破るぞ!!

じりじりとパスを回す

フロンターレがじわじわと
右サイドをでボールを回す
後はセレッソに隙が生まれるのを、待つばかり


・・・と意気込むも、途端に主審の笛が鳴り響く。背後の電光掲示板を振り向いたら、前半終了であった。
何でだよ〜〜サポーターの不満ばかりが蓄積し、惨めな前半戦であった。
何も抵抗出来ぬまま、セレッソに一方的にやられ放題なのか・・・。

ハーフタイムイベント

せめてもの憂さ晴らしに、ダンスでも
・・・て、全然憂さ晴らしにならない


心配された雨も降り止み、程なく後半開始が迫る。フロンターレは飯尾選手を下げて、我那覇選手(背番号27:FW)を投入して来た。
サポーターの期待度は、断然低い(爆)。ガナピー!信頼を取り戻すには、絶対にゴールをゲットしろよぉ〜。
フロンターレー!フロンターレー!
フロンターレー!オオー!!

サポーターははしゃぎ過ぎか、脈拍がずれた応援。まるで前半戦のチームのようだ。

熱いサポーター

ホーム、等々力競技場にも負けぬ
熱い応援が繰り広げられる


後半の立ち上がりはまずまずだ。我那覇選手からベンチーニョにダイレクトパスが渡り、幸先良いシュートを放って来た。
更に右サイドから、加賀見選手がクロスを放つ。ボールは幾分流れてしまうも、更に拾ってパスで繋ぐ。
前線の選手は、結構積極的だ。スローインからベンチーニョ選手へとパスが渡り、セレッソのゴール正面から、強烈なシュートをお見舞いする。
シュートは惜しくも、セレッソの選手に当たってしまう。それでもフロンターレは攻撃の手を緩めず、左サイドからセンタリングを繰り出す。
我那覇選手がポストで繋ぎ、鬼木選手がシュート。セレッソのフリーキックも訪れたが、フロンターレの優勢は誰の目にも明らかだ。

鬼木選手がシュート

我那覇選手のポストプレーが
久々に決まり、鬼木選手がシュートを放つ


フロンターレの優位な試合状況に、サポーターも上機嫌。応援にも力がこもる。
オ〜〜〜、カーワサキー
ミラクル、ミラクル、カーワサキー!

そしてその時がやってきた。鮮やかな縦パスが我那覇選手に渡り、思い切ったシュートが炸裂だ!
一瞬にして放たれた鮮やかな一撃は、セレッソゴールに転がり込む。よっしゃー、1点返したぞ!!
感動が爆発したのか、思い余ったサポーターも、一気にピッチへ乱入する。

我那覇選手がゴールを決める

一瞬の得点劇であった
シャッターが追い付かず
ボールが映っていませんが
我那覇選手がクールに決めています



ピッチに乱入するサポーター

感動の余り、サポーターが一気になだれ込む
試合前に「ピッチに入らないでください」
メガホンでアナウンスしていた某氏までが
ちゃっかり乱入していた模様(笑)


さあ、絶対に逆転するぞ!この得点で選手達も解き放たれたのか、積極的にボールを回している。
サポーターも元気を盛り返す。ガンガン応援して、必ずや同点ゴールを導くぞ!!
オーオオー、レッツゴー川崎〜
オーオオー、フローンターレー〜


フロンターレは右サイドを徹底攻略。スローインから塩川選手が後に続き、コーナーキックのチャンスを掴んだ。
ベンチーニョ選手の鋭いキックは、セレッソが必死にゴールラインに逃す。逆サイドから連続して、コーナーキックを迎えたぞ。
迫り来るボールに対し、佐原選手が積極的にシュートを狙いに入る。セレッソの窮状も相当で、反撃も中盤までが精一杯。
もはやフロンターレの一方的展開だ。セレッソも相当に慌てているのだろうか、ファウルやパスミスが頻発する。
セレッソの焦りに乗じ、フロンターレがボールを奪い取る。そしてゴール正面の塩川選手へ託された。
何の躊躇も見せず、右足を大きく振り抜いた。ボールはセレッソゴールに、豪快に突き刺さる。
決まったぞ!感動の同点ゴールだぁぁぁぁっぁぁああぁ!!

塩川選手のシュート

塩川選手の一撃が炸裂
セレッソDFの影に隠れたのか
河野選手の反応が遅れ
待望の同点ゴールが決まる



三度乱入するサポーター

サポーターも勢いの余り、再びピッチへ乱入
屈強な係員が、サポーターを必死に押し返し
その弾みで付近にあったポリバケツから
水が撒き散らされるシーンまで


同点に追い付いた以上は、絶対に勝つ!過去無敗のセレッソに、3連勝だ!!
オーオオオー、LOVEかわさきー、
俺たちと共に行こうぜ〜
オーオオオー、LOVEかわさきー、
ラーララーラララララーラララ・・・
俺たちの想いは〜、誰よりも熱く〜
に、光ると共に〜、
Football Together かわさきー


フロンターレの守備も安定している。セレッソの選手にしっかりとマークを入れ、容易な突破を許さない。
フリーキックのピンチを迎えるものの、続けての空中戦も競り勝った。クリアボールは一度足元に止め、フロンターレが素早い切り返しを図る。
怒涛の中央突破に対し、セレッソも徳重選手が体当たりでファウル。素早いリスタートから、セレッソゴールに一気に攻め込むぞ!
大柴選手のゴールのお返しだ・・・と思いきや、主審に一度止められ残念無念。これを流してくれれば、逆転も夢では無かったのに。

その後はセレッソの時間帯を迎え、危険な位置でのフリーキックを与えてしまう。
多少冷や汗を流しつつも、フロンターレも懸命な守備で対抗。中央の茂原選手を経由し、右サイドから果敢な突破を仕掛ける。
そして、セレッソゴール前は熾烈な空中戦が。両者の意地が、激しく衝突している。

盛んにボールを放り込む

セレッソも必死の守備でクリア
こぼれ球はフロンターレが即座に拾い
セレッソゴール前へと押し戻す



フロンターレのチャンスが到来

セレッソもペナルティエリア内で
しきりに反則を繰り返す
絶好のチャンスが、立て続けに到来する



フェンス際に詰め寄るサポーター

最高の場面に、フロンターレサポーターが
一気にフェンス際へと押し寄せる
係員も厳しい表情を浮かべ
サポーターの動きに神経を尖らせる


セレッソの動揺は広がりを見せるばかり。ペナルティエリア内で連続して警告を受けている。
が、事情はどうでも良い。フロンターレからすれば、最大のチャンス到来に間違えない。
サポーターのムードも最高潮。「もう一回、もう一回!」と、セレッソの焦りを歓迎しているかのようだ。
間接フリーキックから、ベンチーニョ選手が弾丸シュートを放つ。ボールはセレッソの壁に激突するも、フロンターレは更に押し返し、得点への意欲は十分だ。

このチャンスは逃してしまうものの、フロンターレの勢いは止まらない。右サイドからはベンチーニョ選手が積極的に飛び出しを図る。
左では加賀見選手が、セレッソからボールを奪取する、セレッソDFの背後を狙い、ふわりと浮かしたパスを繰り出す。
後方から久野選手が抜け出し、パスは鮮やかに渡る。そして、セレッソの選手と激しい競り合いだ。
試合は緊迫の度合いを増して来た。セレッソも一方的に守るのみで無く、鋭い縦パスから、シュートを繰り出す。
これは浦上選手が冷静に止める。フロンターレの攻撃が長く続けど、守備も集中しているぞ。

久野選手が相手選手と競り合い

加賀見選手のパスを受け
久野選手が懸命の競い合い
これは残念ながら、セレッソが耐え抜いた



シュートの体勢

一度はセレッソの反撃を受けるも
フロンターレは塩川選手が鋭いクロス
我那覇選手が執念で追い、シュートの体勢に入る


後半も半分程度は経過したか。フロンターレは黄川田選手(背番号16:MF)を投入し、逆転に向け強いアピールを見せる。
早々に鋭いドリブルを披露し、サポーターも活気付く。セレッソに一度は中盤まで戻されるも、すかさず右サイドを攻略する。
センタリングは大きく流れるも、逆サイドの塩川選手がオーバーヘッドの体勢。逆転への闘志は半端では無く、ゴール裏は熱く燃え盛る。
そして、右サイドにパスが繰り出される。黄川田選手がボールを受けるや、シャープなドリブル前進を図る。
セレッソの選手を振り切り、更に前へ迫る。しかしどうしたことか、最後はフロンターレが反則を犯したとの判断。
不可解な判定に対し、黄川田選手もサポーターも、怒りの嵐である。

黄川田選手のドリブル

黄川田選手が、スリリングなドリブルで前へ
この鋭い姿勢、観る者を魅了させる



黄川田選手が警告を受ける

が、ヒートアップの余り、警告を受けた
サポーターも怒りの挙句
「へぼ審判!」コールが飛び出す有様



ひと悶着あれど、フロンターレの勢いは衰えない。ベンチーニョ選手が鋭いクロスを放ち、我那覇選手も負けじと空中戦を演ずる。
セレッソも必死に応戦し、試合の緊迫感は高揚の一途。セレッソも速攻からシュートを放ち、同点ショックの一掃に躍起である。
チャンスとピンチが、めまぐるしく入れ替わる。フロンターレは茂原選手と塩川選手が、絶妙のコンビネーションで反撃に転ずるも、惜しくもタッチラインを割ってしまった。
が、セレッソも連携が乱れた。フロンターレはそれを見逃さず、我那覇選手へ一気にパス。
我那覇選手が強力なシュートを放つ。判断の遅れが多少影響したのか、ボールは惜しくも浮いてしまう。
セレッソゴール前では、黄川田選手と鈴木選手(背番号7:DF)が激しく交錯。試合時間の減少と共に、緊迫感は一層高まるばかりだ。
・・・と思いきや、セレッソも速攻からシュートを放つ。油断は一瞬たりとも許されない。

我那覇選手のシュートは外れる

我那覇選手のシュートは、惜しくも外れる
しかし、どんな体勢からでも
思い切りシュートを放つ姿勢は賞賛に値する



ゴール前で競り合う黄川田選手

黄川田選手も、貪欲さを遺憾なく発揮
後は逆転への扉を開くのみ


後半も残りは10分以下か。セレッソのカウンターから形勢は一転し、フロンターレは守勢に回る状況。
ここは懸命に耐え抜いた。フロンターレも塩川選手が、ドリブルで中盤まで一気に迫る。
セレッソも危険を察知したのか、ジョアン選手(背番号5:DF)が塩川選手を押し倒し、イエローカードと引き換えにピンチから逃れた。
明白なラフプレーに対し、フロンターレサポーターからは、しきりに怒りのブーイングが響く。
怒りに燃えるのは、選手達も同様だ。試合再開と同時にセレッソゴールに猛然とたたみ掛け、得点への意欲も十分だ。

セレッソも反撃を仕掛けるが、フロンターレも黙ってはいない。右サイドから中央にボールを折り返す。
そして、ペナルティエリア付近で切れ込みを図る。セレッソも喜多選手(背番号2:DF)が、ファウルを犯す。
正真正銘、最後の大チャンスが到来した。サポーターもフェンス際まで迫り、固唾を呑んで状況を見守っている。

最後のチャンス

ベンチーニョ選手のフリーキックは
大きくカーブを描き、河野選手がパンチング
ベンチーニョ選手も手を回し、悔しがる



フェンスに詰め寄るサポーター

最後のチャンスとばかりに
サポーターもフェンス際に駆け寄った
続けてのチャンスは、ゴール前の選手が
パスをスルーして、セレッソの選手を欺く
流れたボールを続けてシュート・・・出来ない!


ロスタイムに突入すると、セレッソが力を振り絞り、最後の猛攻を仕掛けてきた。
フロンターレも懸命に耐え凌ぐ。危険なシーンも少なくなかったが、必死の守備で守り抜いた。
そして主審の長い笛が。強豪のセレッソに対し、貴重な勝ち点をゲットしました。

まあ、正直言えば勝利が一番。だが、セレッソの独走に待ったをかける意味でも、この引き分けは重大な価値を持つ。
前半の劣勢から、同点に追い付いたのも大きな収穫。マルキーニョ選手が不在の穴も、それなりには埋められたようであります。
勝利はお預けながらも、次節に向けて良い流れを掴んだと思う。それなりの満足度を胸に、長居を去るのでありました。

挨拶する選手たち

今日のセレッソは本調子に程遠く
正直、勝てる相手と思った
それでも勝ち点を確実に奪った重要性は
長いリーグ戦、必ずや後に影響する筈です


<フロンターレの出場メンバー>
GK:浦上
DF:佐原・伊藤(宏)・箕輪
MF:鬼木・塩川・茂原・加賀見・久野
FW:ベンチーニョ・飯尾
SUB:吉原・マルコ・今野・黄川田・我那覇
<フロンターレの選手交代>
飯尾>我那覇(45分)
加賀見>黄川田(68分)



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