川崎フロンターレ VS セレッソ大阪

〜 2006 J1 第12節 〜



日   時 2006年5月7日 15:00
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候
観 客 数 9,430人
試  合  結  果
川    0 前  半 0 大   阪
1 後  半 0
     
     
     
1 0
得   点   者
マルクス 66分      


テントが倒れる
看板が倒れる

小雨舞う等々力陸上競技場、突風でテントも看板もなぎ倒される
・・・て何気に書いたものの、テントが無人で幸運だった(冷や汗)




場内

連休の最終日はあいにくの嵐となってしまった
遠目からセレッソサポーターを眺めると・・・、殆ど屋根の下に避難とは
チーム状況が最悪と言うのに、実に気合が足りないなぁ






もちろんフロンターレサポーターも雨を嫌う人は少なくないが
結構な数のサポーターが、雨に濡れながらの応援を選択
W杯中断期間前の一戦は、大粒の雨と共にキックオフを迎えた




マルコン選手

ジュニーニョ選手(背番号10:FW)と寺田選手(背番号13:DF)が復帰し
ベストメンバーで戦いを挑むフロンターレ
谷口選手(背番号29:MF)からのパスを受け
マルコン選手(背番号6:MF)が軽快なクロスを繰り出す




中村選手

セレッソの背後からのプレッシャーを受けつつも
中村選手(背番号14:MF)がパスを繰り出す
立ち上がりは上々のフロンターレ、最下位のセレッソに揺さぶりをかける




マルコン選手
マルコン選手

セレッソのロングパスに対し、マルコン選手が全力疾走で追いかける
藤本選手(背番号26:DF)の行く手を遮り、ボールをゴールラインへと流し去った




森選手
古橋選手

マルクス選手(背番号11:MF)のフリーキックのこぼれ球を
森選手(背番号19:MF)がヘッドで押し返しチャンスを演出
対するセレッソもブルーノ選手(背番号2:DF)のロングパスから
古橋選手(背番号9:MF)へと繋がり、ミドルシュートを繰り出した




箕輪選手

フロンターレは最前線で両サイドにパスを回しチャンスを伺う
流れに引き寄せられるかのように、箕輪選手(背番号5:DF)がバックラインから浮上
狭い角度ながらもシュートを放ち、場内は湧き上がる




西澤選手
箕輪選手
箕輪選手

もちろん、箕輪選手は本来の守備でも抜かりは無い
セレッソの浮かしたパスが西澤選手(背番号20:FW)へと渡ってしまい
ドリブル突破を図られかけるも、箕輪選手が体を挟み込む




セレッソの攻撃
セレッソの攻撃
セレッソの攻撃

不安定な空の下、セレッソが徐々にボールを支配する
フロンターレもここは守備の時間帯と心得たのか
セレッソの選手に体を寄せ、ボールを奪うタイミングを見計らう




ゴール裏

反撃の姿勢を示したフロンターレだが、セレッソにコーナーキックを与えてしまう
危機に立ち向かうべく、ゴール裏の大旗が一斉になびき
セレッソのセットプレーを妨害にかかる




西澤選手

コーナーキックの危機を耐え抜いたフロンターレが、セレッソ陣内へと攻め立てる
ボールを積極的に回すものの、後一歩決定的な場面には至らない
そんな間に西澤選手にボールを奪われてしまう
それがセレッソの合図なのか、味方の選手が一斉に駆け上がる




古橋選手
相澤選手

狭いエリアを細かく繋ぎ、セレッソが前線へと浮上する
古橋選手がマークが外れた隙を狙い、再びミドルシュートを繰り出した
鋭い一撃はフロンターレゴールに猛迫するも、相澤選手(背番号21:GK)がファインセーブ
先の福岡戦の好調は依然キープ、頼もしい守護神である




山田選手
サポーター

続くセレッソのコーナーキック、何とか危機を逃れたいフロンターレだが
ボールをキープし続けたセレッソが、山田選手(背番号7:MF)のシュートで締めくくる
シュートはゴールラインを割り、ようやくピンチから脱したフロンターレ
相澤選手のゴールキックにあわせ、反撃の叫びを上げるサポーター




寺田選手
寺田選手

セレッソの勢いを止めるには、西澤選手の動きを封印せねば
重要な責務を任された寺田選手が、西澤選手のマークに入る
西澤選手に体を密着させ、ピンチの芽を掴み取る




マルコン選手

セレッソの攻撃ばかりでは面白くない、攻撃シーンを存分に見たい
しかし、セレッソも最下位とは思えぬ堅守が光る




ジュニーニョ選手

ジュニーニョ選手も混戦からシュートの体勢に入るものの
ゴール前のセレッソの厳しいマークに遭遇、ゴールの気配は遠いままだ




森選手

攻め切れぬフロンターレを尻目に、セレッソが左サイドの突破を図る
森選手が守備に入ったものの、セレッソの選手を突き倒してしまった






フロンターレはセットプレーのピンチを再三迎えるも
セレッソの攻撃のまずさに救われた
最後はコーナーキックがゴールラインを割り込み、無失点で危機を脱出




サポーター

そろそろ本格的な攻撃シーンを見たい
重苦しい天気を払拭するかのように、力強く手を叩くサポーター




マルクス選手

水しぶきが舞うピッチは、フロンターレの選手の足元を狂わせるのか
マルクス選手のパスも勢いが強く、前線の選手にうまく繋がらない




我那覇選手
ジュニーニョ選手

セレッソの厳しいマークをかいくぐり、我那覇選手(背番号9:FW)がサイドにパス
後方から駆け上がったジュニーニョ選手が
ゴールライン際でシュートを放ったものの
厳しい角度故か、セレッソゴールの枠には収まらない




寺田選手
伊藤選手

チャンスを掴み切れぬフロンターレ、徐々にセレッソの攻勢が強まる
ここは我慢の時間帯、寺田選手も伊藤選手も守備に集中




中盤の攻防

西澤選手への警戒心を怠らぬフロンターレだが、守勢を強いられる意味でもある
セレッソの攻勢に手を焼き、反撃体制は依然として整わない




徳重選手
セットプレー

徳重選手(背番号11:MF)の強烈なシュートに続き
セットプレーでは西澤選手が持ち前の貪欲さを披露
フロンターレも忍耐の守備で対抗、セレッソの攻撃に立ち向かう




セレッソの守備

その後も時間は経過すれど、互いに打開点は見出せず、こう着状態に突入
セレッソのゴール前には、ブルーノ選手が大きく立ちはだかる
時には攻撃の基点ともなり、実に嫌な存在である




ジュニーニョ選手

中盤ではジュニーニョ選手が、ドリブルで左右に旋回
復帰明けの影響からか、大胆な攻撃は影を潜めがち




箕輪選手
寺田選手

今ひとつ振るわないフロンターレだが、空中戦ではセレッソを圧倒
寺田選手も怪我の復帰明けとは思えぬジャンプを披露
前半も終了間際に、お互いにシュートは放ったものの
決定的なチャンスには届かず、両者無得点で前半を終了




Mr.ピッチ
Mr.ピッチ

・・・と、今日はMr.ピッチが等々力に来ていたか
雨に濡れたせいだろうか、実物は地味だなぁ
ウルトラマンウルトラマンも来ているのだが・・・、雨のせいか存在感が薄い




後半開始

何もかもパッとせぬまま、後半開始の時を迎えた
伊藤選手の頭は包帯が巻かれるも、プレーには影響が無いと思いきや
西澤選手を止められず、ずるずると突破を図られてしまう




セレッソの攻撃
セレッソの攻撃

右サイドを強引に突き進んだセレッソが、決定的な場面を演出
徳重選手のクロスから、(柿本選手が頭で落とし:見ていない)
古橋選手がシュートの体勢に入る
あわや失点の大ピンチを迎えるが、幸運にもシュートは逸れてくれた




マルコン選手のクロス
吉田選手

セレッソの先制攻撃を食らってしまうも、フロンターレも速攻で反撃開始
谷口選手のパスを受け、マルコン選手が左サイドに展開
深い位置からクロス(シュート?)を繰り出し
吉田選手(背番号22:GK)が弾き、セレッソからコーナーキックのチャンスを得た




サポーター
マルクス選手
吉田選手

後半最初の好機到来に、サポーターも俄然勢いづく
熱狂的な声援を受け、マルクス選手のコーナーキックが炸裂したが
吉田選手が懸命のパンチ、ここはゴールを奪えない




ジュニーニョ選手
マルクス選手
マルクス選手

立て続けにフロンターレの攻撃が炸裂
ジュニーニョ選手の鮮やかなパスから、マルクス選手がシュートを繰り出すも
吉田選手の正面を突き、ここもゴールは決まらない




セレッソのセットプレー

最下位にあえぐセレッソは、セットプレーで活路を見出そうとする
鋭いキックに西澤選手が押し込みを図るが
フロンターレも簡単にはマークを外さない




森選手
相澤選手

しばらくすると、セレッソが優位な時間帯に突入
劣勢な中、森選手も体を張り守備に奮闘
相澤選手も正確なセーブを披露、苦しい状況が続くものの
セレッソに決定機な場面は与えず、無失点で凌ぎきる




我那覇選手

もっか日本人得点王、我那覇選手がチャンスを演出
セレッソの選手を巧みにかわし、ジュニーニョ選手へパスを供給するが
ブルーノ選手が寸前でカット、惜しくも繋がらなかった




森選手
森選手
森選手

ならば、この男が見せてくれた
中村選手のパスを受け、森選手のドリブルが炸裂!
山崎選手(背番号19:DF)との壮絶な競り合いは
森選手が執念でフリーキックのチャンスを掴み取る




谷口選手

続くフリーキックのチャンスはモノに出来ぬも、再びフロンターレが攻め戻す
マルコン選手のスローインに、谷口選手が空中戦で勝負を挑む




オーロラビジョン

オーロラビジョンに目を向けると、入場者数が発表されていた
悪天候に恨めしさを覚えつつも、1万人近い観客が駆けつけてくれた




森選手

ピッチに目を戻すと、森選手が鋭いドリブル
そのまま右足を強く振り抜き、豪快な一撃を繰り出したが
ボールはセレッソゴールのポストをかすめ、僅かに先制ゴールに届かない




ブルーノ選手
ブルーノ選手

意欲的に攻め立てるフロンターレだが
寸前のところでブルーノ選手の壁を崩せない
ジュニーニョ選手に対し密着マーク、続けての箕輪選手の飛び出しに対し
素早い状況判断から前方にクリア、実に侮れぬ相手である




黒津選手
マルクス選手

だが、フロンターレが壁を崩す時が来た
谷口選手から黒津選手(背番号24:FW)へと繋ぎ、マルクス選手へダイレクトパス
ボールはセレッソの隙間に落下、完全にフリーとなったマルクス選手が
タイミングを図り、右足を振り抜いた!




マルクス選手
先制ゴール
マルクス選手
マルクス選手
マルクス選手
マルクス選手
マルクス選手
マルクス選手

マルクス選手の豪快なシュートは、セレッソゴールに突き刺さる
劇的な先制ゴールに、場内は一気に大興奮だぁ〜




黒津選手

場内の興奮が冷めぬ中、追加点を狙いフロンターレが猛攻撃
黒津選手がセレッソゴール前に再三詰め寄り、ゴールへの意欲をあらわにする




徳重選手

先制点を喫したセレッソも、指をくわえてはいない
徳重選手のミドルシュートも、徐々に精度が上がってきた




マルクス選手
セレッソの守備

先制ゴールを叩き出したマルクス選手も、余裕の素振りは皆無
張り詰める緊張感の中、谷口選手を目掛けロングパスを繰り出す
これは山田選手がクリア、惜しくもチャンスには至らない




ゴール前の攻防

セレッソもフリーキックのチャンスから、フロンターレゴール前でパワープレーに突入
強引なセレッソの選手に対し、箕輪選手が長身を生かしてチャンスを阻止




サポーター

フロンターレもカウンターで大逆襲
黒津選手と森選手のコンビでセレッソゴールを脅かす
続くコーナーキックのチャンスを前に、サポーターのボルテージは急上昇




西澤選手
相澤選手

後が無いセレッソも意地を見せた
西澤選手がフロンターレの守備を振り切り豪快なシュート
これは相澤選手がファインセーブ、絶対にゴールを明け渡さない




攻防

残り時間は刻一刻と減少すれど、ピッチ上の緊張感は途切れない
逃げ切りを図るフロンターレ、選手を一気に交代を図り、逆転を狙うセレッソ
互いの意地が激しく交錯、白熱の一戦は決着の様相を見せない




黒津選手
ジュニーニョ選手
マルコン選手

フロンターレも1点では満足に程遠い
ジュニーニョ選手を目掛け、黒津選手のパスが放たれるも
僅かに長く吉田選手がキャッチ、ジュニーニョ選手が天を仰ぐ
マルコン選手も後に続く、雨足が強まる中、追加弾を放つ




フロンターレの守備
相澤選手

やもすれば大味になりがちな守備であるが、守護神は冷静さを保っていた
乱れがちな守備に喝を注ぐかのように、相澤選手が大きくゼスチャー




佐原選手

激戦も終焉の時を迎えつつある
セレッソのパワープレーに対抗すべく
フロンターレは佐原選手(背番号3:DF)を投入
強まる雨足とセレッソの攻勢に、フロンターレは最後まで耐え切れるか





井川選手
井川選手
井川選手
井川選手

セレッソの猛攻を耐え抜いたフロンターレ
寺田選手のクリアボールを受け、井川選手(背番号4:MF)が怒涛のカウンター
一気にセレッソサイドへと詰め寄り、最後まで得点意欲をあらわにする




試合終了
試合終了
試合終了
試合終了
試合終了

白熱の攻防戦は程なくタイムアップ、僅差で逃げ切ったフロンターレ
W杯の中断期間を前に、暫定首位で折り返す
勝利を祝うサポーター、雨をもろともせずに歓喜の叫びが響き渡る




ウルトラマン

最後にようやく発見、ちょっぴり小さめなウルトラマン(笑)
リーグ戦は中断期間を迎えるが、ナビスコ杯の予選が待っている
決勝リーグ進出を目指し、新たに気持ちを高めたい






勝利の喜びに浸りつつ、中野島駅の掲示板を更新
・・・と、四季彩が拝島方面へと返却されてゆく
GWは一度も乗れなかったな、これだけが唯一残念



<フロンターレの出場メンバー>
GK:相澤
DF:伊藤・寺田・箕輪
MF:マルコン・中村・谷口・森・マルクス
FW:ジュニーニョ・我那覇
SUB:吉原・佐原・井川・原田・今野・黒津・鄭
<フロンターレの選手交代>
我那覇>黒津(60分)
マルクス>井川(83分)
谷口>佐原(88分)



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