川崎フロンターレ VS 京都パープルサンガ

J1 ファーストステージ 第7節



日   時 2000年4月15日 19:03
試合会場 等々力陸上競技場 (神奈川県川崎市)
天   候
観 客 数 4,103人(雨と下位同士の戦いでは・・・)
試  合  結  果
川   崎 前 半 京   都
後 半
     
     
得   点   者
川崎:マジーニョ(11分),アルバレンガ(40分:PK)
京都:松井 大輔(66分)



きょーとサンガ(エイエイエイエイ)!きょーとサンガ(エイエイエイエイ)!


J1ファーストステージも早7節。この日の相手は京都パープルサンガ。
サンガもフロンターレ同様、勝ち星から見放され、苦戦を強いられているチームの一つである。
が、今のフロンターレからすれば願ってもない相手。チームのバランスを整えるには、おあつらえの相手と言っても過言ではない(サンガのサポーター、スイマセン)。
水曜日のレッズ戦と同様、すっきりと勝って、今後の強豪相手との足がかりにしたい。

やる気に満ち溢れたふろん太君

小雨が降りしきる中、姿をあらわしたふろん太君を捕まえ
握手&記念撮影
今日のふろん太君はやる気満々



空席ばかり

が、観客席に足を踏み入れると
この有様
廃墟のような佇まい
試合があるような雰囲気ではない
単に屋根がないだけの
理由もあるのですが



土居選手がメンバー入り

この日はJ1昇格以来
土居選手(背番号15:DF)がメンバー入り
おまけに先発&フル出場
ピッチに現れると「どいちゃーん」コールが
もっとも、ゼッカ監督がコールされるや
サポーターからはブーイングの嵐
あの采配じゃ、当然か



1999年キャプテンマーク

すいません、水曜日の試合でキャプテンマークを
持ってきませんでした
今後はちゃんと巻いてくるので許してください(笑)


小雨が降りしきる中、静かに試合は幕を開ける。
序盤は毎度の如し?サンガのペース。宮崎選手(背番号15:MF)がするするとドリブルで攻め込み、鋭いセンタリング。
低い弾道はフロンターレゴール正面へ。これは浦上選手(背番号1:GK)が確実にセーブ。
サンガの攻撃は続く。パスを三浦選手(背番号11:FW)に集中させ、盛んにゴールを狙いにかかる。
三浦選手もゴールに背を向けながらパスを受けるや、体を素早く反転させセンタリングを上げる。
体の切れのよさはまだ一線級。油断は大敵である。

序盤の攻防

静かな中にも、激しいぶつかり合い


フロンターレの守備はまだ冷え付いている。動きがやや鈍く、マークは悪くないもの、チェックがややずれてあり、動きが今ひとつのサンガに優位な展開。
攻撃の切り替えもウォームアップ中、ペドリーニョ選手(背番号5:MF)が体を入れ替え、前方にパスを送るものの、寒さのためかリズムが悪い。
と思いきや、突如カウンター。長橋選手(背番号20:MF)が一気に持ち込み、鈴木選手(背番号8:FW)に繋ぐ。
シュートの形となるが、これも動きが遅く、得点には至らない。

右サイドの土居選手に暖かい視線が集まる。J1初舞台の緊張からか、イージーなパスをトラップし損ねるなど、固さも覗かせる。
やばい、土居選手のマークが一瞬ずれて、サンガの選手が一気に攻め立てる。
鋭いクロスボールが、前線の選手に渡る、これは危険過ぎる。
しかし何とか難を逃れる。ここからすかさずカウンターだ。
サンガの薄い守りを突き、マジーニョ選手が押し込む。
ああ、キーパーに弾かれたか。いや、両腕を広げて、喜んでいるぞ。
視界がかすみ、何がなんだかよくわからない。でも待望の先制点だ!

サンガの飛び出し

低いパスが、フリーの選手に渡る
これは本当に危険なシーンだった



先制点に喜ぶサポーター

が、僅かな時間の間に先制点をたたき出す
幸先の良い得点に、皆絶叫


これで試合の主導権を握ったぞ。寒さも一気に吹き飛んだ。
さあ、サポーターも負けずに応援だ〜。
おーおおー、レッツゴ−川崎〜!
おーおおー、フローンターレ〜!
この日はピッチが濡れているのに、フロンターレの選手は地に足が付いている。
以前のガンバ戦と比較すると、その差は歴然だ。
よく修正したものだ。これなら、安心していられるな。

ペドリーニョ選手の守備

サンガも縦パスを多用し
フロンターレの裏を突きにかかる
が、ここはペドリーニョ選手が許さない



奥野選手のファウル

が、悪質なファウルはまだ目に付く
ペドリーニョ選手が相手選手と激しく激突
フリーキックのピンチを迎える



ピンチを逃れる

サンガの選手が身構え、強烈なキック!
が、壁の奥野選手(背番号4:DF)に当たり
ピンチを脱する


試合は30分を経過している。攻撃のリズムに欠けるサンガと、安定はしているものの、今ひとつ決定力に欠けるフロンターレの、一進一退の攻防が続く。
サンガも負けてはいられない。宮崎選手が一人気をはき、左サイドをドリブルで突破を図る。
フロンターレは久野選手(背番号23:MF)がスライディングでカット。ゴールラインに逃れる。
続けてコーナーキック。サンガは三浦選手にボールを集中させ、果敢に得点を狙う。
再び久野選手がスライディングでコーナーに逃げる。またもやサンガのコーナーキックが襲い掛かる。
が、フロンターレは弾き返し、守りが薄いサンガのゴールへカウンター一直線。
・・・のはずが、突如サンガのカウンターに切り替わる。フロンターレのゴール前、熱田選手(背番号13:MF)がゴールに背を向け、パスを得る。
すかさず振り向きざまにシュート!ボールに鋭い回転がかかるものの、これは浦上選手ががっちりキャッチ。

サンガのあたり構わぬシュートの嵐は続く、がゴール枠から外れている。
が、宮崎選手を放置するのは危険だ。ボールをゴールライン付近でキープし、フロンターレのディフェンスを引き寄せる。
そこから三浦選手にパス。足元で粘りつづけ、至近距離からシュート!
雨で湿ったピッチ上を、不規則にバウンド。それでも運良くゴール枠から外れてくれて一安心。

サンガのシュート

フロンターレのディフェンスが
サンガのコースを封じているためか
シュートは枠に収まらず


前半もそろそろ終わり、ここでもう一押し欲しいところだ。
なんて思いながら、試合の状況を記録後、ピッチに目を向けると、はるか後方で何か起き、サポーターも大きな歓声を上げている。
何なんだ?って考得る間もなく、フロンターレの選手が喜びまくっている。
オーロラビジョンで確認。そこにはアルバレンガ選手(背番号18:MF)が豪快にPKを決めたそのシーンが映し出されていました。
そのまま前半終了。悪条件の中叩き出した2点を糧に、後半へ挑むぞ。

前半終了時のサポーター

ノザキ君・ムラタ君も
この結果にご満悦?


さて、後半が始まる前に、手持ちのデジカメで撮影した画像をパソコンに退避しよう。
パソコンを取り出し、電源を入れるものの・・・動かない。
あれ?どうしてだ。止む無く電源を強制的に切断し、スイッチを押し直したが、うんともすんとも言わない。
以前パソコンが入ったバッグを、床に強打してから、パソコンの調子が悪い。その影響か、何度やり直してもパソコンはまともに起動しない。
そうしている間に後半開始。声援を上げながら何とかパソコンを動かそうと、必至に格闘する。
Windows 98の起動画面を睨みながら、動け動けと念仏を唱える。
が結局駄目で、遂に諦める。その間試合はまともに見れず残念・・・。

フロンターレが押している?

無意識な間に撮影したもの
フロンターレが優位だったような気が
それと相手GKが飛び出し
フリーでシュートになったものの
相手のDFにクリアされたような記憶が・・・


手を振るシーン

「おおおおお・・・ソーレ川崎」の応援で
左右に腕を振る応援もようやく定着
余談だが、腕を内−外の順で振るよりは
外−内の順の方が良いと思う
今の順だと「ソーレ川崎」で腕を上げようとすると
反動が付けにくい(笑)


後半12分頃、フロンターレは正面のFKを得る。キッカーはペドリーニョ選手。
強烈なシュート!低い弾道はジャンプしたサンガの壁を交わし、ゴールへ一直線。
ここはベテラン松永選手(背番号1:GK)ががっちりキャッチ。惜しくも得点ならず。
しかし、松永選手も息が長い選手だ。敵ながらあっぱれである。
怪我も少ないし、年齢を感じさせない安定性。その姿勢は我々も参考にすべきでしょう。

時間は経過すれど、フロンターレの守備に綻びは見受けられない。サンガの攻撃パターンの単純さも手伝い、しっかり封じ込めている。
時折ディフェンスを突破しかけるも、浦上選手が余裕のセーブ。サポーターからは安堵の拍手が沸き起こる。
が、攻撃面は停滞気味。攻撃バリエーションはサンガと同様少ないような気が。
いずれにしろ、動きが徐々に鈍くなっているのは気がかりだ。

後半20分を過ぎると、後がないサンガも必死の攻勢。狭いながらも細かいパスワークで、何とか食い下がる。
ところ構わず攻め込み、フロンターレの守りに穴が生まれてしまう。
そこに浦上選手が飛び出し、ゴールががら空きだ。
やばい、何とかクリアしろ!何とかクリアした?
が、サンガのコーナーキック。ゴール前で競り合いが。
最後は高校生ルーキー、松井選手(背番号26:FW 但し登録はMF)が無我夢中で押し込み、サンガが1点を返す。

まだ慌てる必要はない。リードしている訳だから。
これで目が覚めたのか、フロンターレも貪欲に得点を狙う。
途中交代の伊藤彰選手(背番号19:FW)が抜け出し、後方からパスを受け取り、シュートの体制に入る。
が、相手のDFがまとわり付き、放つに至らない。
すかさずサンガのカウンターが。一気に持ち込み、同じくシュート体制に。
ミドルレンジからボレーシュートが炸裂。が完全にヒットせず、ゴールから反れて胸をなでおろす。

久野選手のプレー

久野選手もライン際で粘りの守備
攻守両用の貴重な戦力


試合は佳境に差し掛かる。勝利の女神はどちらに微笑むのか?
目を離せぬ攻防が繰り広げられる。両者負けは許されず、必死に食い下がる。
よし、これからが最高の見せ場・・・、あれ??胸に何か振動を感じる。
これってもしかして・・・仕事で使う携帯電話が鳴っているんじゃないか。
ああっ!何でこんなときにトラブルが舞い込むんだー!

歓声を遮るため、応援の輪から抜け、渋々電話に応じる。
私:「どう致しましたか?」
客:「間違った処理をしてしまい、途中で止められないから、パソコンの電源を切っちゃいました」
おいおい、それじゃ私と同類だぞ。
歓声に妨害されながらも、何とか応対する。このときばかりは歓声が恨めしい。
電話を切り、ピッチを見上げたところ・・・歓喜の渦一面の世界がそこにはありました。

「あんたが大勝」の表彰式

「あんたが大勝」の表彰式の最中でした


J1昇格以来、リーグ戦ホーム初勝利。選手と共に喜びを分かち合おうと思ったのですが、トラブル対処のために客先に直行する羽目に。
ピッチに一声かけて、すたすたと競技場を去り、一路都内へ。
ユニフォームを着て、キャプテンマークを巻いた姿で、顧客のシステムチェックをすることになりました。
運が悪すぎる。それ以上に恥ずかしい。
そんなわけで、最後はオチになりました。とほほ・・・。


おまけ:私のノートパソコンは、無事復旧しました。
状況からして、結露が原因だったようです。
あの状況じゃ、無理ないかなぁ。


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