清水エスパルス VS 川崎フロンターレ

J1 セカンドステージ 第5節



日   時 2000年7月22日 19:00
試合会場 日本平スタジアム (静岡県清水市)
天   候 晴れ
観 客 数 11,631人
試  合  結  果
清   水 前 半 川   崎
後 半
延長前半
延長後半
得   点   者
清水:サントス(41分),久保山 由清(43分)
川崎:大石 鉄也(25分),イジドーロ(51分)



清水市民の8人に1人は、サッカー協会に選手登録しているとのこと
人口24万のうち3万人程度がサッカー選手!貫禄が違う


J1セカンドステージ、前節待望(今ごろ・・・)の初得点を挙げたフロンターレ。
しかし、未だ勝ち点とは縁遠い。もたつく間にJ2降格ボーダーは厳しくなる一方。
今日の相手は清水エスパルス。本調子に遠いながら、サッカーどころ静岡が誇る難敵である。
前回の対戦も貫禄負け。しかも部が悪いことに、日本平のアウェイ戦。
この状況下で清水が相手とは・・・だが、嘆いてばかりもいられない。もはや勝利を追い求める以外、何も残されていない。
J2降格が間近に迫っている。繰り返しとなるが、背水の陣で臨む以外はない。

オレンジ一色の街

清水駅の周囲はエスパルスオレンジ一色
ちなみにオレンジの理由ですが
静岡の特産品「みかん」にちなんでのこと



エスパルスドリームプラザ


市民の憩いの場「エスパルスドリームプラザ」
サッカーどころ清水が誇る総合アミューズメント施設



練習に励む我那覇選手

競技場には早めに到着
ピッチに目を向けると
我那覇選手(背番号27:FW)が黙々と練習に励む
表情は硬く、こちらの呼びかけにも応じない



バスケットの練習をする大塚選手


その傍らでは、サッカーボールでドリブルする姿が
大塚選手(背番号16:DF)がバスケット練習
壁に向かってシュートの真似をして気分転換?



采配批判の文句

その壁面には、采配を批判する文句が
サポーターの怒りは限界に近い


いよいよ試合開始の時刻は迫る。選手達がピッチに登場するのも間近。
行くぞ!オレンジ軍団が誇るサンバのリズムに押し負けぬよう、全力の応援だ!!!
ニッポン!どんどんどんニッポン!!
あれあれ??どうした事か日本代表の応援が沸き起こっている。
場内に向けて、サポーターがWチケットの優先枠を求める垂れ幕を掲げている。
エスパルスサポーターも同様。どうやらW杯チケットに関する、一連の活動の一環のようだ。

チケット優先枠を請願する垂れ幕

チケット優先枠を請願する垂れ幕が
ピッチに向け掲げられる
この日は国会議員のお偉方も観戦に駆けつけたようなので
彼らに対するアピールの意味もあるのか


さて、試合に目を戻そう。この日スタメンの向島選手(背番号11:FW)のコールが3回も繰り返される中、試合は静かに幕を開く。
序盤は試合巧者エスパルスの優位。ピッチを左右に広く用い、充実したチームプレーでフロンターレを脅かす。
フロンターレの守備陣は押されがち。左サイドの突破を図るアレックス選手(背番号8:MF)を、鬼木選手(背番号7:MF)が押し倒すなどし、余裕の無い守りを強いられる。
エスパルスのセットプレーが幾度となくフロンターレゴールを襲う。浦上選手(背番号1:GK)ものっけから忙しい。

浦上選手のプレー

エスパルスのコーナーキックをキャッチする浦上選手
この日もゴールキックが、フロンターレの選手に
なかなか繋がらず、連携不足を匂わせる


フロンターレも攻め戻す。動きが今ひとつのエスパルスの守備陣が寄せ付けない隙に、大石選手(背番号25:MF)がゴロのラストパスを送る。
これは結果的にシュートとなり、ディフェンスの影に隠れたボールを、相手GK真田選手(背番号1)が慌ててセーブする。
だが、フロンターレは攻め手が欠いている。メンバーを入れ替えた守備陣も不安定。
大塚選手が相手と接触しながら、ヘッドで後ろに戻すも、浦上選手との息が合わず、あわやエスパルスに詰め寄られかける。

浦上選手のセーブ

大塚選手のバックパスを
浦上選手も必死にセーブ


序盤を過ぎると、試合はエスパルスが主導権を握る。早いパス回しと、鋭い突破に対し、フロンターレの選手は追いつくことすらままならなくなる。
それでもフロンターレは、カウンターを披露。最後は前線の向島選手にボールが渡る。
フリーだ!シュートを打て!!、ミスった・・・
数少ないチャンスを潰し、サポーターも天を仰いでしまう。

がっかりする間も無く、エスパルスの優位は続く。中央からゆったりパスを繋ぎ、一瞬の隙を突き、左右を一気に駆け上がる。
両端から鋭いクロスボールが、何度もフロンターレゴール前を横切る。浦上選手もとにかく忙しい。
フロンターレは攻撃の手段が失せるばかり。大石選手が中央にクロスを送ったり、自らドリブル突破を試みるが、エスパルスの守備網にはまるのみ。
やがて攻撃すらままならなくなる。見ている者はイライラが募るばかりだ。

エスパルスの攻め

サイドからエスパルスの独走を許してしまう


このまましばらく、エスパルスの一方的な攻撃に。ボールの保有時間が短いパスワークと、手薄なサイド突破が散々繰り返され、フロンターレはピンチの連続に。
特にアレックス選手を止めることが出来ない。何度も振り切られ、幾度となく突破を図られる。
中谷選手(背番号22:DF)も簡単に突破を許される。守備を強いられる鬼木選手は、アレックス選手をファウルで止めるのがやっとの苦しい時間帯となる。
おまけに自ボールである筈のスローインすらまともにこなせない。オレンジの選手が執拗に纏わりつき、ボールを放る選手も出し先に困る始末。
ピッチに送られたボールも、あっさりエスパルスに奪われる。相手の威圧感に選手は金縛りになっているのだろうか・・・。

今野選手のプレー

攻撃の起点となるべく今野選手(背番号28:MF)すら
守備を強いられる展開
ほぼ全ての選手が守らざる得ない


フロンターレはセンターサークルの突破すらままならない。見ている方も歯がゆいばかり。
今日も駄目か・・・、大石選手の独走も誰もフォローしない。
中央にラストパスが・・・、誰もいないじゃないか〜。
ん??違うぞ、真田選手が横っ飛びし、同時にゴールネットを揺らしている。
見事なミドルシュートが炸裂!!先制点をゲットしたぜ!!!

大石選手のシュート

黄色い円内の選手が大石選手
赤円内がボール



得点を喜ぶサポーター

サポーターも一気に息を吹き返す


予想外な先制点にサポータも喜びを爆発。これで応援に専念できるぞ!
お・お・お・おお、お・おおーおお、おおおおー、そーれ川崎
お・お・お・おお、お・おおーおお、おおおおー、そーれ川崎
川崎!川崎!川崎!・・・ヘイ、ヘイヘイヘイヘイ!
エスパルス伊藤選手の突破も何のその、すぐにフロンターレが反撃だ。
ゴール正面でおあつられのフリーキックが、エスパルスのサポーターが真田コールを絶叫。
うちには原田選手(背番号34:MF)がいる。真田が相手なら、原田で応酬するぞ!
さなだ!さなだ!はらだ!!はらだ!!

だが、エスパルスも慌ててはいない。フロンターレの守備陣の連携ミスを決して見逃さない。
伊藤選手の突破から鋭いラストパスがフロンターレゴールの目の前へ。そこにサントス選手(背番号5:MF)が突っ込んでくる。
続けてのコーナーキック。ゴール前で交錯プレーとなり、最後は中谷選手(背番号22:DF)が泳ぎながらもクリアする。
立て続けのコーナーキックは、サイドネットを揺らしピンチを脱するも、流れはエスパルス。
フロンターレは体を張った守備で、ゴールを死守するのが精一杯である。
遂には鬼木選手がラフプレーでイエローカードを受けてしまう。サポータからは「頑張ろう」と暖かい声がピッチに投げかれられる。

まとまりの無い守備

守備に余裕は感じられない
味方同士で交錯するシーンも


フロンターレの攻撃は、依然層が薄い。エスパルスもミスが目立ち、中央で向島選手がパスカットに成功し、一気に前線へ。
しかしこれもエスパルス守備陣の術中にはまり、攻撃は潰えてしまう。
イジドーロ選手(背番号35:FW)も前線で孤軍奮闘。だがこの日も目立ったサポートはない。
選手の運動量低下に、サポータからは「走れ!」の声がぼちぼち出始める。

前半も40分を過ぎ、エスパルスの本領が発揮される。
右サイドでボールを回し、一瞬の間を突いて、逆サイドを張り込んできたアレックス選手に鋭いパスが送られ、アレックス選手の強烈なヘッドが襲う。
コーナーキックからの跳ね返りも、アレックス選手が左サイドぎりぎりでカット。後方から走りこんできた選手にトリッキーなパスを送り、まんまとフロンターレを振り切る。
この攻撃は防ぎ切り、大きく前方にパスを送る。最後はドリブル突破を図るが、あっさり潰される。
直後、エスパルスがカウンター。鋭いクロスがフロンターレゴール前に送られ、そこにサントス選手が詰め寄っている。
あ〜・・・、同点にされてしまった。

サントス選手のゴールが決まる

老練したサントス選手の攻撃に
浦上選手もなす術がない


まだ同点だ。ここで慌てても始まらない。
行くぞ、これからだ!もっともっと大声で声援だ!!
おーおおー、レッツゴ−かわさきー
おーおおー、フロンターレー
が、フロンターレの守りはばらばら。あっさり久保山選手(背番号15:FW)に右サイドを突破される。
直接久保山選手に叩き込まれ、逆転を許してしまう・・・。

久保山選手のシュート

フロンターレの選手をあっさり振り切り
自らシュートを決める


前半も残り僅か。エスパルスが無人のエリアにスローインを放るなどして、時間が流れるのを過ぎる展開に。
そして前半終了。フロンターレ選手の運動量低下は誰の目にも明らかで、後半を戦う余力は残されているのだろうか。
高温多湿なスタジアム。ただただ不安ばかり募る。

W杯チケットの垂れ幕

ハーフタイム中も、W杯チケット運動の
垂れ幕が掲示される
サッカーを愛する者に、世界のプレーを
是非味あわせてください
(私も1試合は行きたい
別に日本戦でなくともOKなので(爆))


暑い、とにかく蒸し暑い。後半も暑さに負けず、必死の声援で追いつくぞ!!
だが、開始直後は相変わらずエスパルスの優位。センターサークルから、エスパルスサイドでのプレーとなる。
サポータから、「こっちで試合やろ〜ぜ!!」と皮肉のこもった声援が飛び出す。
しかし、フロンターレも直ぐに反撃。イジドーロ選手が得意のドリブルでエスパルスゴールに詰め寄る。
最後は潰されるが、直ぐに反撃。中央の選手がボールをキープし、出しどころを探っている。
パスを送ると見せかけ、ドリブル突破を図る。最後はイジドーロ選手にパスを送り、再びドリブル突破を図る。
だがマークが厳しく、チャンスを生かせない。エスパルスはイジドーロ選手に対し、最低2人のマークを配しているようで、自由にプレーする機会がなかなか生じない。

イジドーロ選手へのパス

完全にピンぼけですが
エスパルス戸田選手(背番号4:DF)の逆を突き
走りこむイジドーロ選手にパスを送る



余裕のないイジドーロ選手

イジドーロ選手に対するマークは厳しい
エスパルスも絶えずマークする


この試合運びにサポーターもイライラ。フラストレーションが蓄積されるばかり。
・・・が逆にフロンターレの攻撃は一貫していた。イジドーロ選手のマークが甘くなり、最前線でフリーの体勢でパスを受ける。
それを冷静にシュート!同点に追いついたぜぇ!!!!

イジドーロ選手がフリーに

イジドーロ選手に対するチェックがずれる
こうなれば彼の土壇場
(この画像は、シュートの場面とはちょっと違います)



得点を喜ぶサポーター

同点ゴールに喜びを爆発させ
スタンド最前列に詰め寄るサポーター


こうなればノリノリだ!不調のエスパルスを一気に突き放すぞ!!!
おーおおー、レッツゴ−かわさきー
おーおおー、フロンターレー
フロンターレの攻撃が全開。左サイドの大石選手にパスが渡り、一気に前線へ走りこむ。
そして逆サイドの向島選手に大きなクロスを送る。向島選手はヘッドで落として、イジドーロ選手の足元へ。
これはシュートに至らずも、流れるようなプレーで試合の主導権を奪回する。
続けてフリーの向島選手にパスが渡る。振り向いてゴールを狙うものの泳いでしまい、まともにシュートは放てずも、フロンターレの攻勢はなお続く。

息を吹き返すサポーター

同点に追いついたサポータは息を吹き返す
盛大な拍手でピッチ上の選手を後押しする


同点に追いつかれたエスパルスも黙ってはいない。グラウンドを広大に走りまくり、前後左右無尽なスペースを活用して、フロンターレゴールを襲う。
だが、スピードの低下は否めない。セットプレーも精度が低下している。
相手のコーナーキックも、スルーパスも、浦上選手が冷静に裁き、危機を寄せ付けない。
運も味方している。フロンターレディフェンスの裏を突くパスからの攻撃も、オフサイドとなる。

フロンターレの攻撃は冴えている。ワンツーパスからイジドーロ選手に繋ぎ、エスパルスゴールに詰め寄る。
続けて鬼木選手のヘッドが炸裂。身長の低さももろともしない。
後は向島選手の奮起のみ、ここでたつるこーるだ〜!
たつるたーつーるー、ゲットゴール!!
たつるたつるたつるたつる、ゲットゴール!!
エスパルスの動きは鈍い。決定的な場面のミスも多く、王者の風格は潜めている。
今だ!今しかない!!一気に攻め込み逆転だ〜!!!

イジドーロ選手のプレー

イジドーロ選手の運動量は落ちない
高温多湿の日本の環境下に、見事に適応
小浜(フロンターレ副社長)さん
探せばいい選手はいるじゃん
名前と実績ばかりを重視していたら
いい選手を発掘できませんよ


スタンド前線のサポーターはピッチに視線を奪われたか、疲労のためか、応援が途切れがちとなる。
すると東京戦と同様、後方のサポーターが応援を始め出し、声援を促す展開となる。
応援は強制的にやるものではない。だがここ数試合、後半になると応援が切れがちなのは率直な感想。
生意気な意見ですが、ただでさえ数少ない応援。可能な限り継続して欲しい。

話は横道にそれたが、試合に戻る。フロンターレはイジドーロ選手が孤立するシーンが多くなり、ちょっと嫌な流れになる。
エスパルスもじりじり押し返しているが、切れの良さはフロンターレ。中央でボールをキープし、左サイドに大石、右サイドにイジドーロ選手が走りこむ。
中央の選手は体を右に傾けたと思いきや、意表を突き左サイドの大石選手にパスを送る攻撃も。
守備も落ち着いているが、エスパルスの攻撃にイエローカードで阻止する場面も見受けられる。
フロンターレゴール前に、危険なパスが飛び交うも、ミスにも助けられ、エスパルスの攻撃をことごとく凌ぎ切る。
両者決定的な持ち込めず、均衡した展開が延々と繰り返される。

イジドーロ選手ばかり

前線で写真に写るのはイジドーロ選手ばかり
他の選手も彼をフォローし
負担軽減に努めて欲しい


エスパルスのゴール裏では、花火が上がっている。だが皆ピッチに釘付けになり、気を取られる者は僅かである。
フロンターレの守備は綻びがち。自陣ゴール付近でエスパルスの選手を引き倒してしまい、危険な位置でのフリーキックを与える場面も。
だが、エスパルスも焦りのためか、キックはボールの芯を捕らえず、低く転がってしまい、チャンスは潰えてしまう。
ここにきて応援も息を吹き返す。残り時間も僅か、何とか決めてくれ!
オオーオオオオオー、フォルツァーフローンタレー
オオーオオオオオー、フォルツァーフローンタレー
だが、このまま決着ならず。延長戦へと縺れ込む。
後は気合のみ。我慢を重ねた者が、勝利するのだ。

5分のインターバルもあっという間に流れ去る。
負けるなフロンターレ!こうなったら意地でも勝利をもぎ取るぞ!!!!
あれー、あれー、あれーフロンターレ!!
あれー、あれあれーあれーフロンターレ!!!

気力を振り絞るフロンターレのサポーター

最後の気力を絞るサポーター
更に蛇足ですが、応援中も適宜水分を補給した方が
応援持続にはいいと思う
私は2リットルの水を持参した
(本当はペットボトル持込禁止も
入場時に何故か注意されなかった)


延長開始直後、フロンターレが押している。前線のイジドーロ選手に絶妙のパスが渡るが、彼のつま先を掠めてしまい、惜しくもシュートは成らず。
続けて左サイドからの再三突破を図り、エスパルスのゴールを襲いかかる。
途中投入の池田選手(背番号32:FW)も意欲的に攻めている。疲労が蓄積する選手達の中、ひときわプレーが目立つ。
坊主頭の森山選手(背番号9:FW)も執拗にボールに絡む・・・。駄目だ、長時間の応援で、意識も朦朧となりつつある。
選手もサポーターも意地と気合のみ。後は気力で勝負に打ち込む以外ない。

池田選手のプレー

ノブヤス、見直したぞ!
意識が全面に引き出されたプレーに感激
やる気のある彼をスタメン志望する


前半開始早々は、エスパルスが優位。最後の力を振り絞り、フロンターレのゴールにプレッシャーを与える。
フロンターレのファウルから、再三のセットプレー。鋭いボールがゴールを襲うものの、浦上選手がパンチで逃れる。
続けてエスパルスはショートコーナーを試みる。呆気にとられるフロンターレディフェンスの頭上を、危険なパスが横切る。
フロンターレも連携を保つ余裕が無い。前線のスルーパスも、ことごとく繋がらない。

久野選手のファウル

久野選手(背番号23:MF)も珍しく
相手を引きずり倒し、イエローカードを受ける
この暑さに意識が薄れつつあるのか
ただ、この場面の反則は納得いかない
判定はエスパルスが微妙に優位
アウェイの洗礼に泣く


両者攻め手が欠ける。フロンターレは途中交替とスタメンの息が合わない。
前線の森山選手がラストパスを送ろうも、攻め手が足りず、結局は孤立する。
対するエスパルスも攻めあぐね、ミドルレンジからのシュートを放つのがやっと。
そのまま延長後半へ縺れ込む。意識は薄れがちとなり、いつ倒れてもおかしくない。
もう、ピッチをまともに直視出来ない。声を振り絞り、力尽きるまで声援するより他無い。
頼むぞ!絶対に決めてくれ!!!
フローンターレ!フローンターレ!!
オオーオオオオオー、フォルツァーフローンタレー
オオーオオオオオー、フォルツァーフローンタレー
おーおおー、レッツゴ−かわさきー!!

おーおおー、フロンターレーーーーー

浦上選手のゴールキック

それでもへぼ写真を撮影し続ける私
だが、立っているのが精一杯



両者負けられない

互いに譲らない展開
是が非でも落とせない


両者入り乱れての最後の攻防が続く。もう声を絞り出すのが精一杯で、選手を追う気力が残されていない。
もう経過は何でもいい、頼むから決勝点を決めてくれ〜。
意識はより混沌とする。ピッチ上で何が起きているのか、把握するのさえ困難だ。
鬼木選手がエスパルスのクロスをクリアした瞬間、試合は終了。両者譲らず、2−2で引き分けました。

ピッチに崩れる選手達

試合終了と同時に、ピッチに崩れる選手達



選手を迎えるサポーター

エスパルスサポーターの
(自チームに対する)ブーイングが飛び交う中
拍手で選手を迎えるフロンターレのサポーター
120分間、お疲れ様でした


不調でありながらも、強敵清水に対し引き分け。セカンドステージ待望の勝ち点1を得る結果に。
だが、このままでは焼け石に水である。この日の健闘は認めるが、J1残留を目指すのならば「よかった」と安堵する訳にもいかない。
今後はいわゆる強豪チームとの対戦は少ない。だがセカンドステージは下位のチームが健闘しており、どのチームも上位進出&J1残留をかけて、フロンターレ戦は勝利を狙うのは疑う余地も無い。
事実、J1残留ラインとの差は縮まらない。危険な状態からの脱出はまだまだです。
でも、今日は最後まで勝負にこだわった。この点は素直に評価すべきでしょう。
J1に残るには、もう取りこぼしは許されない。今後の対戦に向けて、この引き分けをプラスに捉えたいと存じます。

横断幕を固定するスタッフ

1階席の横断幕が強風に煽られ
ガムテープで固定するスタッフ氏
私の手助も断り、一人黙々と作業をこなしていました
どうもご苦労様でした



ドリームプラザに向かうバス

試合とは無関係ですが
清水駅とドリームプラザを往復するバス
エスパルス一色のデザイン(でもないか)
川崎もどっかのバス会社が真似をしてくれないかなぁ



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